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2017年ドイツの旅その3@ムンスター戦車博物館(前編)

ヴィルヘルムス・ハーフェンを後に、一路アウトバーンを今晩の宿泊地ブレーメン方向に・・・
っと、その前にブレーメンをスルーしてムンスターという田舎町を目指します。
一般的なドイツ旅行では、絶対に訪れることは無いであろうムンスター・・・
日本でいえば小山町須走・・・チェコ共和国のレシャニー博物館もそうでしたが、およそ戦車学校
は市街地から程よく離れた森林を抜けると突如として現れます!!
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戦車学校には資料館が付き物!その名も「ドイツ戦車博物館」、通称ムンスター戦車博物館です。
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諸々ありまして、閉館一時間半前に現着。すでにドイツ人時間になっているので、なるようになる
という感じでエントランスへ!なんだかお洒落な美術館のエントランスみたいです!(^^)!
「ツバイペルゾーネ ビッテ。ミット クレディットカールテ ベツァーレン ビッテ」と片言のドイツ語で入場券ゲット!
エバーマン夫妻が気を使って、入場料払おうとするので何とか自力で購入しました(; ・`д・´)
もともとのお付き合いがドイツ語の勉強だったので、自力で何とかしないと4人分買っちゃうよ!
って感じのスパルタ教育です。もちろん本当は微妙な距離感で聞き耳を立てて笑ってたと思います。

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入場するとドイツ戦車の第一号「A7V」がお出迎え。
レプリカとは言え、実物同様に総金属で再現してあるので、存在感半端ないですね。
一人余韻に浸っていると、博物館スタッフがトコトコといらっしゃいまして、ニコニコと
「英語話せますか?」と聞いてきたので、夫婦で同時に「イエス ア ベリー リトル!」
と自信満々に応えたのでした!えっへん(*^^)v
「あんたたち入口でノンビリしていると、あと一時間で見学終わらないよ!」(←何となく
理解した内容)とにこやかに宣言して立ち去って行きました( ゚Д゚)

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ではではアドバイスに従って、速やかに見学開始しますが、次々に引っ掛かって中々前へ進めません!?
Ⅳ号戦車は最近見慣れた感じですが、やはり本物の質量感というか、存在感は半端ないですね・・・
しかし、実物を見ると逆にWetaWorksの製作品質の高さを実感するところでもあり、ガルパンⅣ号戦車
実物大模型は見てるだけなら実物の存在感を感じられるのかもしれません、触ってしまうと材料が判っ
ちゃいますからね~( ..)φメモメモ
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ああ、こんなことでは閉館時間までに出口に辿り着けずに、博物館に閉じ込められて夢の戦車でご一泊
になりかねません!どんどん進みたいのに、ティーガー1型が登場!
予備履板による増加装甲が重々し過ぎます(@_@)

ここで数分間魂を抜かれていると、さっきの小父さんが笑いながら通過。
(はいはい、急がないと間に合わないよ!)←オーラが出ていました(笑)

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そんな前途多難なムンスター戦車博物館にはケッテンクラートが2台展示されていました。
一台目は三色迷彩も鮮やかですが、コーションプレートを見ると1945年製造で車体番号は
058の三桁。出ました戦後生産された550台程の一台です!
これは貴重ですが、やっぱり戦中モデルにコンバートさており可哀そうです((+_+))
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こちらのもう一台も1944年中以降の生産最後期型で、上記車両と同じような形状です。
残念ながらデータプレートは失わており、打刻なしの複製品が取り付けてありました。
車台番号は塗料塗り固められ、判別不可能・・・後ろ髪を惹かれつつ、先を急ぐことに
致しましょう!
果たして閉館時間までにゴール出来るのか!!
・・・続く('◇')ゞ

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やっぱりティーガー1型はカッコ良いですね!図面的な資料を見ますと、ティーガー1型の防盾って、他の側面装甲なんかと重なる淵の部分が90~100ミリと薄めで、中央部分の他の装甲と重ならない部分は135~150ミリと、ちゃんと配慮されて厚めにされてるんですね!いつも本とかプラモの説明とかで最大装甲110ミリとか120ミリとかで憶えていたので、最近知ってちょっと驚きました。
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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