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戦後の日本戦車

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8月25日に社長の小部屋を閉じた直後に発売となりまして、告知も出来なかった「戦後の日本戦車」はおかげさまで好評発売中です。書店店頭には11月末まで並んでいると思いますので、まだ手にとっておられない方は是非書店にてお確かめください。
高校生のころから撮り貯めた写真も何枚かお役に立っておりますし、学生時代の仲間が奥付に名前を連ねているのを見ると感無量です。いろいろな偶然といくつかの必然が、カマド出版部を支えてくれていると実感しております。表紙はタミヤ模型のボックスアートでおなじみの佐藤元信先生にお願いすることができました。こちらは弊社骨董四駆番頭つながりで、CCVの石川編集長と知りあわなければ実現しなかったでしょう。またライター陣は、学生時代にお世話になった月刊「PANZER」さん無くしては実現しなかった人脈です。著者の古是三春さんとはモンゴル射撃ツアーをはじめ、思い返せばいろんなところにご一緒させていただきました。そんな中での無駄口が妄想となり、実現されることもあるんだなあ~と感慨深いです。
購入はホームぺージでも承っております→http://satmagazine.cart.fc2.com/
これが売れると調子に乗って、来春には「帝国陸軍の戦車」が刊行されるかもしれません応援よろしくお願いします。

困った時の富士山

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ネタ切れのときにアップしていた富士山。本日はネタ切れではありませんが、とても奇麗に雪化粧していたのでアップしてみました。今日は暖かかったので、夕方にはかなり雪は解けてしまいましたが、いよいよ冬将軍の足音が聞こえてきそうですね。

タニオコバ「M4カービン」

久しぶりにエアーガンを新品購入しました
もちろん奥様の許可のもとでございます。
2年ほど前から発売が予告され、なかなか発売されずどうなったか気にしておりました。難しいメカニズムを成熟させるためでしょうか?やっと今月発売になるとの報に接し、購買意欲がムクムクと湧いたのであります。で、商品はコチラ!
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エアーガン趣味にハマった中学生のころ、BB弾を一発撃つたびにガチャリとコッキングしていました。映画やTVではカッコ良い俳優さんが、セミオートやフルオートでばしばし撃ちまくっている訳ですから、単発で一発づつではなく、引き金を引くだけでBB弾が発射されるという「おもちゃ」の発売は衝撃的でした。MGCという今は亡きメーカーが発売した「ベレッタ93R」がそれです。
当時はその設計者が誰かなんて知りませんし、知るすべもなかったのですが、大学生時代にやはりMGCから発売された「グロック17」の登場により設計者の小林さんの存在を知ることになります。「グロック17」はおもちゃのエアーガンで初めてブローバックという実銃の動作を再現した上で、実用上の命中率も高いというエポックメイキングでした。撃って反動がある!もちろん実銃の何十分の一ですが、手のひらに伝わる衝撃が脳天を突き抜けたことを今でもはっきり覚えています(大学の先輩が発売と同時に持って来たんだったなあ~・・・あれから20年か・・・)。
とにもかくにも、同姓である故か、すごい「おもちゃ」を作ってくれるという想いからか、MGC亡きあと独立して「タニオコバ」というメーカーを立ち上げられてから密かに?応援してきたのです。どのように応援してきたかと言えば、出来るだけ製品を購入するということです。かなりマイナーなラインナップも多く、すべてと言う訳には行きませんが、今回はぎりぎりストライクゾーンに入って来たので、下見も現物確認もなく予約購入させていただきました。
で、本日届いた商品は・・・・楽しいです。久しぶりに楽しい「おもちゃ」を手にして普段は使わない脳味噌のあんな部分やこんな部分が動き出して世間が違って見えてきます。本物の「おもちゃ」はそんな感じに人生を豊かに彩ってくれます。ありがとうございます。

家系「厚木家」さん

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本日は良く分からないメンツでしたが、お気に入り一押しの「厚木家」さんへ行ってきました。相変わらず安定感があるスープは、本家「吉村家」さん系列の中では一番かと・・・。写真はチャーシュー麺にキャベツのトッピング、カスタムはなしです。今日はチャーシューが厚切りでちょっと硬かったかな?しかし、適度な緊張感と、きびきびした動作、そしてお客様への気遣いにはいつもながら感心します。
ホームページはこちら→http://www.iekei.com/source/atsugiya/index.html
今回もわざわざ計画して食べに行く価値ありです!国道246号に面した駐車場は、お店の左右にわかれてそれぞれ5~6台づつ、10台以上止められます。店内はカウンターのみですが、25席くらいはあるでしょうか?混雑時でも10分程度の待ち時間で座れます。

金魚

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7月のかまど区の盆踊りでGETした金魚5匹を、3か月間ほど飼育して大きくしました。理由はいつもの小川に放流するためです。一昨年はすぐに放流して全滅・・・昨年は1か月ほど飼育して放流、一週間で全滅しました。社員の間ではボス金魚に食べられたという噂が実しやかにささやかれて、後味の悪い思いをしたので、今年はもう食べられないだろうという大きさまで育ててみた訳です。
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さて、水槽の中では大きくなったように見えた金魚も、小川に放流すると潜水艦と、その魚雷くらいサイズが違います。はたして彼ら(彼女ら?)の運命や如何に!?

専用工具

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デロリアンのエンジンルーム上に陣取った謎の木材。さて何でしょうか?
正解はこちら!
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ドアのトーションバースプリングの調整用の冶具です。使用方法はご覧のとおりで、エクステンションを使ってトーションバーを所定のテンションで抑えつつ、固定金具を調整して完了。書けばこれだけですが、この冶具なしで作業をしますと、工具をリアガラスにぶつけて割る確率2倍!(当社比)

この冶具もDMC-Jさんから借りて、当社でもデッドコピーさせていただきました。デロリアンのドアはトーションバーでニュートラル状態を作り、ドアダンパーで支えているという調整が正解です。ダンパーのガス抜けをトーションバーのテンションを上げて調整した車は、ドアを閉める時には力が要りますし、開ける時には勢いよくビヨ~んと跳ねあがります。長期に渡りこんな状態ですと、最悪トーションバースプリングが折損して(走行中に段差を越えた衝撃で折れ、天井からバキっと音がするとか・・・)車に閉じ込められる羽目になります。ガルウイングドアは重さ40kgといいますから、車内から押し上げるには辛いですよ!まあ、反対側から出れば良いのですがね(笑)。
自分の経験からしても、ダンパーはヘタリが出やすいですし、冬季と夏季の温度差でもかなりテンションが変わるので、季節ごとに一コマずつ調整するのがベストです。もちろん、カマドでも作業はお待ちいただいている間に出来ます。年に2回も調整してくれると当社も儲かります♪←これが本音か!?

ヤマト

ヤマト
さて、一見何の変哲もない写真ですが、よお~く目を凝らしてみると「宇宙戦艦ヤマト」が見えて来ませんか?(笑)
一昨年の「ジープの機能美展」に行ったときに気が付いたのですが、普段使わない中央高速で場所が良く分からずに写真を取ることができずに何回も通過していました。昨日、武蔵村山に行く途中で見事撮影に成功!!だから何っていわれると困るのですが、何かのアンテナと立ち木の組み合わせで1/1スケールヤマトが眼前に浮かび上がる様子に、なぜか興奮するのは自分だけですか?

家系ラーメン「高根家」さん

東京武蔵村山市に出かける用事があったので、帰りにコストコ多摩境店へ立ち寄ることになりました。道すがら家系ラーメンを開拓しようかなとネットで検索すると、淵野辺の「奥津家」さんと、八王子の「高根家」さんが評価が高いようです。土地勘がある淵野辺へ行こうかな?と思ったら水曜日は定休日とのこと、そこで東京都八王子市絹ヶ丘1-1-8にある「高根家」さんへ行ってみました。
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写真はラーメン、ほうれん草増し、味はノーマルです。好みは聞かれませんので、食券を渡すときにしっかり言わないとダメ。酒井製麺と思われる麺を浅ザルで丁寧に湯切り。調理時間は標準的。御夫婦での作業ですので、変な緊張感や、威勢の良さはありません。メニューに餃子があるのは個人的には嬉しいところです。カウンターの台が高いので、カウンターへ降ろす時に緊張が走ります。
気になるお味は、本家「吉村家」さん系列以外のお店では現在一押しです!切れのあるスープで、最後まで味わいのあるマイルド感は初体験!吉村家さん系列の味に比べて、パンチに欠けますがスープの味わいがしっかり前面に出ています。
某ガイドブック風に言えばわざわざ計画して食べに行く価値ありです!
営業時間は11:00から22:00。八王子バイパスと野猿街道が交わる立体交差点から500mほど多摩センターより。駐車場はお店隣りの月極め駐車場に3台あり。カウンターのみで20席ほど。月曜定休。

カマド出版部、西へ!

和歌山県で開催されるHSW(ヒストリカル・サバイバルゲーム・ウェスト)10回大会にご招待され、SATマガジン即売とケッテンクラートの展示に行ってきました。
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この土、日は地元和歌山では「だんじり祭り」と重なるので、主催者側から道路規制情報も事前に頂き、AM9時に東名高速裾野ICを出発、伊勢湾岸、新名阪、名神、和歌山道を経てPM5時ごろ橋本市へ・・・まあ、土地勘が無いとはこういうことなんでしょう。みごと「祭り」に遭遇・・・無念。
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子供たちに「あっ!戦車積んでるよ!」ってゆび指され、交通整理のおまわりさんに睨まれながらも、何とか明るいうちに会場入りして、設営出来たのがせめてもの救いでした。夕食は野戦食堂にてドイツパン、ポテトとソーセージ、なんたらズッペ、そしてお待ちかねのドイツビールで盛り上がりました!そして今回主催者さんから振舞われた「代用コーヒー」。個人的に小説や映画でよく見聞するものの見るのも飲むのも、もちろん初めてです。当時と変わらぬ材料、製法で作られたものをわざわざ海外から取りよせたそうですが、お味は・・・まあ、想定の範囲内で可もなく不可もなく。なんとなく体に悪そうな味がしました(笑)。
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そして、二日目はいよいよ本番。今回はチョコエッグでおなじみの「海洋堂」さんのコレクション20m対空機関砲を牽引するという、ケッテンクラートの本来任務が発令されました。当たり前ですが牽引フックはぴったりです。
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かなりの重量(2tくらいかな?)があると思いますが、ロー側の一速で引っ張る分にはまったく問題はありませんでした。ケッテンのギヤー比はハイギヤーとローギヤーでかなり離れていて、普通に走る分にはもう少し近くても良いかな?と思ってましたが、このような大物を牽引するときにトルク太いエンジン回転で時速3km~4kmで走れるのは実際に使えます。人間の5感は歩く速さで一番能力を発揮するそうですが、実際に前後左右を見ながらでも安全に運航できました。
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どちらかと言うと、まわりで見ていた方が面白かったのでは?と思います。和歌山県は初めてでしたし、遠かった・・・。けれど、やはり人間の見聞は移動距離に比例して広まると言うますから、いろいろな意味でよい経験になりました。戦い済んで日が暮れて・・・あっという間に楽しい時間は過ぎて行きます。いよいよ撤収の時間となりました。PM6時に会場を後にします。これから御殿場までの長い旅が始まるのですが、主催者さんが教えてくれたにも関わらず、帰りにも・・・・
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お約束の「だんじり」に遭遇。しかも今度はだんじりの集結地点の交差点に差し掛かり、交通整理のおまわりさんに睨まれ、だんじりを引っ張る子供たちにはやっぱり「あっ!戦車積んでるよ!」とゆび指されたのでありました(苦笑)。こんな珍道中でしたが、無事に御殿場へ帰還。開催スタッフ、参加者の皆様、お疲れ様でした!!




ケッテンクラートのバッテリー

明らかに前回のレストア時に、オリジナル無視で制作されたと思われるバッテリー固定用の金具。悲しいかな、車体側の受け金具の一部はその折に削り取られていた。外から見えないところだし、機能上問題ないのでレストアの優先度は低かった部分です。
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実際には一通り作業が終わり、なんとか動くようになってから気になり始めた部分なんですね。しかし、当時の写真は言うに及ばず、そもそも出版物が少ないケッテンクラートのバッテリー部分の写真は2年前には入手できず(現在は海外の写真集に一枚だけ掲載されている物があります)、当時の部品マニュアルを見て自分で作るには複雑すぎる、ドイツ的な造形を呪ったりしていたのです。
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この部品図の上下のアングルはともかく、横の帯状の部品は鉄板なのか?はたまた締め上げボルトがあるので革とかキャンバス的なバンドなのか?材質も不明でした。朽ち果てていようが、腐っていようが、オリジナルの部品が残っていれば判るのですが、当然そんなものありません。
国内にあと2台あるオーナーさんに見せてもらうのが一番良い方法なのですが、海洋堂さんは大阪でなかなか見に行けず、もう一台のオーナーさんは門外不出で見せてくれそうにありません。しかし、いつも部品を注文するチェコ共和国のミカエルさんにメールで材質について質問したところ、オリジナルはバッテリーの酸にやられている物が多く入手は困難だが、逆にリプロダクションで最近作ったので数セット在庫があるから回してくれるとの返事!これが昨年の結婚式直前の出来事で、部品が届いたのは新婚旅行から帰ってきた後でした。その後、そのうちに作業しようと一年以上放置されてしまった可哀そうな部品でしたが、今週末のイベント展示に合わせて一念発起して塗装&組み上げをしました。謎の部品は薄い鉄板の帯で、なるほど10年もすれば錆び、20年もすれば切れてしまいそうです。しかし、当時の6Vバッテリーは今とは品質的に比較にならないものだったでしょうし、頻繁に取り外しをするためにこのような形状になったのでしょう。
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今回の作業により、ケッテンクラートのレストア進捗度は93%(当社比)。
ゴールが見えて来ているので、あえてスローペースで進行しています。えっ?なぜかと言えば、完成しちゃったら次のおもちゃを見つけなくてはならないからです(笑)

いろいろありましたが・・・

諸般の事情により閉鎖致しました「社長の小部屋」が復活でございます。

8月末に閉鎖後、各方面から励ましや、お叱りのメールやお電話を頂き、そんなに多くの方が楽しみに?あるは暇つぶしに?読まれて居たのかと改めて驚かされるのと同時に、何かの形で再開しなくてはと思うようになりました。

幸い、PC音痴の自分ではまったく力不足の部分を妻が支えてくれ、HP(社長の小部屋2階)も近日中に開設の運びとなりましたことを、あわせてご報告致します。これからも趣味である「ミリタリー」中心に、「ラーメン」「映画」「本」そして、自動車整備・鈑金塗装など本社業務についても、深みのある内容で、のんびり続けて行きたいと思います。

皆様からの叱咤激励が、このブログの燃料です。コメントお待ちしております。




それでは、仕切り直し!行ってみますか・・・・
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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カマド自動車公式HP

 

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