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再び三ヶ日町へ

前回の三ヶ日訪問記事を掲載したときには、プレスリリース前で書けなかったのですが、凄いタイミングでファインモールド社から四式中戦車チトが発売になります

そんな運命の糸に絡め取られたファインモールド鈴木社長は、13年ほど前に中日新聞のスクープを読んで一念発起!「四式中戦車を引き揚げる会」会を立ち上げて会長に就任。三ヶ日町(当時)に署名を提出したころで計画は中断。場所柄の漁業補償と資金面の手当てが一番の難題だったそうです。

しかし、戦車の神様は鈴木社長の運命を弄ぶがごとく、商品発売直前に不肖カマド社長を通じてご宣託をお授けになったようです(笑)
本日は、先日からお世話になっている地元観光協会長Nさん、元タミヤ模型設計技師Tさん、地元某テレビ局ディレクターさんを交えて一回目の打ち合わせです。ここに目出度く「四式中戦車を引き揚げる会」が復活です!!

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待ち合わせ場所の瀬戸橋に続く道。六十数年前に轟々と中戦車2台が進んできた道筋です。

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写真中央に瀬戸橋の入り口が見えます。昭和28年までは橋は無く、瀬戸の渡し船が住民や旅人を対岸へと運んでいました。ですから、終戦直後にここまでやって来た中戦車2台はこの道の先に橋は無く、切り通しになった下り坂を湖面に向けて下って行ったのです。
観光協会長Nさんが入手した古地図や昭和28年ごろの湖畔の写真を検討して、おおよその沈没地点を特定することが出来ました。
そこは、かつてファインモールド社長が水中カメラを入れて調査した場所とは違うことが判明!!
13年前にはダイバーが探索し、まったく気配も無かったために泥土が堆積して完全に埋没しているという結論に達したそうです。
しかし、本日の会合の結果によると、もしかすると砲塔上部など一部は露出している可能性もあるとのお話!
まあ、こればかりは実際に潜って見なければ判りません。

ちょうど暖かくなる季節に入り、プランクトンの発生や潮流の関係で猪鼻湖の透明度が悪くなるのだそうです。
幸いにして、当時現場で戦車の水没作業を見ていた方々は元気でご存命の方も多いとのこと。
観光協会長Nさんが聞き取り調査役を買って出て頂けたので、水質の良くなる12月までは、それら証言を元にした水没場所の特定作業に専念することになりました。

計画の進捗については、防衛技術博物館を創る会を通じて随時発信して参りたいと思います♪

映画鑑賞「バトルシップ」

「タンタンの冒険」で予告編を見てから気になっていた作品を鑑賞。
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実は、予告編を見た限りでは最近ありがちなエイリアンとの戦闘を描いたB級作品かと思ってました。

先日、吉祥寺怪人さんから「いいなあ~、本物のミズーリを見たいなあ。バトルシップ良いですよ♪」といわれ、それでは見に行きましょうかということに相成りました。

確かに予告編は計算して、本編と違う印象を演出してたんだなあ~というくらい、普通に面白かったです。
というより、久々の戦争アクション映画の大作に出会った感じです。
まあ、突っ込みどころが満載なのも戦争映画のお約束ですしね(笑)
絶対に劇場での鑑賞をお勧めします!!


以下、ネタばれの感が思いっきりあるので、鑑賞する予定の方は、鑑賞後に・・・

続きを読む

4月21日の土曜日は・・・

近所のジムニーにお乗りのお客様からエンジン不始動のご相談。
引き取ってきたのは、ジムニーではなくメカニカルミュール!?
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詳しくはカマドのサービス部ブログにて・・・



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自分の方は静岡ホビーショーに向けて、新製品の追い込みです。
印刷会社さんから上がってきた校正チェック。
1985年のオリジナルに敬意を表して、今回のリプリントはA2サイズで二回りほど小ぶり。
フレームもこのサイズなら安いですし、飾る場所も選ばないと考えての決断です。

この商品、当時高校生になったばかりの自分のお小遣いでは、購入できなかった夢のポスターなのです。
原画はルパン三世でおなじみの「大塚康生」さん。
コミカルな絵柄ですが、日本の誇る軍用車研究家という一面を持つ大塚先生ならではのマニアックな仕上がりです。まさか、自分の手で再販、入手できるとは思っても見ませんでしたので、楽しくてワクワクしております。

現在、価格は2,000円(梱包ケース込み)以内に収まる方向で調整中。
発売は5月初旬。
カマドHP上での通販からスタート、5月12日(土)のキャンプ富士イベントや19(土)20(日)の静岡ホビーショーでの即売を予定しております。

売上金の一部は、恵まれない軍用車両の保存費用に当てられる予定です。

水曜日はサービス工場定休日

4月に入りすっかりノンビリした雰囲気が漂う会社を後にして、「豚平」さんで昼食。
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定番の手打ちラーメンと餃子です。

昼食後には日大三島国際関係学部の新キャンパスで、軍事史学会の事務局を務める淺川先生と打ち合わせです。
6月に開催される軍事史学会の定期セミナーにて、NPO法人防衛技術博物館を創る会の説明の場所を設けてくださるとのこと。
ありがたい限りです。



さて、それから急遽静岡駅前の「ホビースクエア」に移動。
カマド出版部の新刊編集を担当する、吉祥寺の怪人さんが展示の準備に駆り出されているので、打ち合わせに来ませんか?という話になったからです。
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4月21日からの企画展「超妄想的僕の模型部屋展」の展示準備のお手伝いに呼ばれたとのことですが、なんで吉祥寺さんが呼ばれるんだろう?って思ってました。

到着して納得。海洋堂の宮脇センムのコレクションが何十箱という巨大ダンボール箱にて搬入されており、一つ一つのプラモデルを見ても、自分の知らないモノばかり・・・


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「小林社長、これ知ってますか?」とキューベルワーゲンのプラモを見せられても、????
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1/32スケールでメーカーは「オカノ」
聞いたことも見たこともありません。

吉祥寺「これの設計と、箱絵は、今回の大和本の著者の笠野さんでよ」
小林「・・・・」
吉祥寺「このあと、高荷先生の紹介でニチモに転職したそうです」
小林「何でですか?」
吉祥寺「やっぱり大和を作りたかってんでしょうね」

こんな会話を繰り返している内に、吉祥寺さんが何で展示の手伝いに駆り出されたのかよお~く理解できました。
やっぱり、この人も変!いまさらながらですが只者ではありません。

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入り口付近には、静岡クリエイトスタッフさんにより、模型の巨大ピラミッドが築かれていました!

企画展公開まであと三日・・・
果たして展示準備は間に合うのでしょうか?

お気楽部外者の自分は、2~3個並べるのを手伝って現場を離脱。
楽しい展示も裏方さんは大変なんだなあ~と改めて感じました。

そこで、告知協力。
静岡駅南口、歩いて一分。
新幹線の待ち時間にも気軽に見学できる「静岡ホビースクエア」へ皆さん出かけてみませんか?

カマド出版新刊情報♪

5月の静岡ホビーショーにあわせて、カマド出版部では新刊が編集の真っ最中!
これは何の図面でしょうか?
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戦車の砲等かな?

よお~く見ると、砲身が三本?

そうです。戦艦大和の砲塔装甲の分割図です。

これらの大量の図面を引いて、1/72スケールというビッグサイズで戦艦大和の砲塔をモデル化したのは千葉県在住の笠野氏。なんと20年に及ぶ研究(妄想)の成果というから驚きです。
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戦艦大和については、現在一部船体や砲塔の引き揚げが計画されているようですが、モノが大きいだけに難しい部分があるようです。いずれにしろ、戦艦大和の砲塔内部の写真や公式図面はいまのところ存在が確認されておらず、笠野氏は限られた数枚の写真をそれこそ穴の開くほど眺めて、イラストレイターさんならではの審美眼でその形状や機能を精査。その形状の再現に取り組まれたそうです。

数年前に模型の写真が専門誌に掲載され、話題になったこともあり、一冊の本に纏めたいと考えたそうです。お付き合いのある編集者に企画を持ち込んだのですが、採算に乗らないなどの理由でなかなか企画が日の目を見ることはありませんでした。
そんなとき、笠野氏の師匠である高荷義之画伯に何気なく相談したところ「そんなマニアックな企画はカマドの社長しか受けないよ。フリー編集者の小泉君を紹介するから、連絡してみたら?」という話が出たのが、昨年末のお話だったそうです。

人の縁とは不思議な物ですね。

高荷先生のご紹介とあれば、一肌脱がない訳には参りません!

そもそも、草稿を拝見させて頂いたら、なんだか面白くて読み込んでしまいました(笑)
これは、全国1000万人の戦艦大和ファンの中の、コアな数千人のひとの為に出版せねば!
ということで、5月下旬発売予定と相成り、目下編集作業も佳境を迎えております。

発売日が決まりましたら、このブログにてご案内して参ります。

結婚式に出席しました

14日(土)のお話ですが、久しぶりに友人の結婚式にお呼ばれしました。
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流石に40歳を過ぎると友人の結婚式というのも激減・・・しかし、未婚の友人はまだまだ多いのですが(笑)

そして今回の式の特徴は・・・

その1、新郎が自分の大学時代の後輩であること。

その2、新婦が自分の妻の親友であること。

その3、上記理由により、夫婦揃ってお呼ばれしたのに、テーブルは別々。

その4、新婦がディズニーストアで働くくらいのマニアなので、式場がディズニーアンバサダーホテルであること。

その5、新郎の職場が某アニメ製作会社なので、あんな人やこんな人が会場にいること。


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まあ、ビジュアル的にはこんな感じです。
ちょっぴり気恥かしいですよね。

とにかく、お二人の門出に乾杯

足拭きマットリニューアル!?

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お馴染みカマド本社からの眺め。

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昨年から、カマドのキャラクターロゴとして富士山を上るジムニーを使用しています。
社用車や看板、名刺などですでにおなじみですが、今週から事務所入り口に設置された足拭きマットにも富士山デザインが登場しました!
なんだか踏むのがもったいない可愛いデザインだと思います。
皆さんはしっかりと踏んづけて、靴の汚れを落としてご入店ください(笑)

伊豆家の天丼

妻の実家でたびたび話題にあがる「伊豆家」さん。
安くて美味しいと評判のようですが、夜は7時ごろ閉店してしまうそうで、なかなか行く機会がありません。
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4月初旬の爆弾低気圧のような忙しさも一息ついた本日、思い立って昼食に言って来ました♪
食したのは上天丼。
ギュッと締まった海老がとても上品で、タレも甘すぎずに良い感じ。

沼津でランチに悩んだら行って見て損はありません。

駐車場が判り難いので、初めての方は店員さんに聞くべし!

三ヶ日町へ

浜名湖の奥に位置する猪鼻湖の瀬戸と呼ばれる入り江を上空から見る。
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写真左が猪鼻湖、赤い橋の右側が浜名湖。
この二つの橋の左側が昭和29年に竣工した瀬戸橋。
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この橋の下に、旧日本軍の戦車が沈んでいるという話は地元では結構知られているそうです。

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こちらは昭和28年、瀬戸橋が架かる前の「瀬戸の渡し」を収めた一枚。
橋が掛かっている上の写真は、ほぼ同じアングルから撮影してみました。

本日、地元の観光協会長様の案内で、おおよその沈没位置は特定できました。

四式中戦車
沈んでいるといわれる戦車がコチラの四式中戦車。
2台しか完成しなかったと言われ、内1台はアメリカに運ばれ調査された後に行方知れず。おそらくは標的となってスクラップになってしまったと想像されます。
そして残る1台がここに沈められたということで、十数年前にも引き揚げの機運が高まりました。
漁業権の問題や、費用の問題など様々な理由から実現に至りませんでしたが、防衛技術博物館開設の暁には、是非とも収蔵したい幻の車輌ゆえに、簡単には諦めがつきません。

まあ、引き揚げる方はもっと簡単には行かないことは間違いありませんが・・・

現段階では妄想の類ですが、全てはそこからスタートするのです。

スズキアリーナ店大会

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本日は浜松へお出掛け。
スズキのアリーナ店大会です。まずは鈴木修会長のお話を伺います。
本年度の目標を聞いて、身が引き締まる思いと共に、やることがいっぱい有るなあ~と、宿題を頂いた気分です。

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難しいお話の後は懇親会です。
全国のアリーナ店の社長と共に「カンパイ!」
これでやっと新年度がやってきた気分。

さて、平成24年度もがんばって参りましょう♪

御殿場限定お土産

ワールドタンクミュージアムといえば海洋堂さん。
数年前にコンビニなどで塗装済み完成品のミニチュア戦車が、チョコレートのオマケとして大ヒットしました。
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本日、その組立てキット第一弾の御殿場限定お土産として登場です!

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「60式自走無反動砲」「74式戦車」「90式戦車」の三種類がワンパックで980円(税込み)
パッケージイラストは上田信先生。

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組立て説明図はモリナガ・ヨウ先生です。

御殿場周辺の自衛隊駐屯地売店または、樹空の森売店で好評発売中です!

御殿場にお立ち寄りの際には是非、お土産にどうぞ

駒門駐屯地創立記念行事

昨日の爆弾低気圧通過による大嵐がうその様。
ピーカンに晴れ上がった本日、地元「駒門駐屯地」のお祭りに出掛けて参りました。
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駐屯司令が2日前に交代されたばかりという、年度初めの4月1日。
「何か間違いがあったら、エイプリルフールですと言って切り抜けます」と、ジョークの切れ味も鋭い新司令は只者ではありません。

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イラク派遣でお馴染みの「軽装甲機動車」。
国際活動教育隊ならではの、大型ターレットが目を引きます。

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皆さんお待ち兼ねの「10式戦車」
第一機甲教育隊のマーキングも鮮やかに、颯爽とパレード場を駆けて行きます。
量産型の一般公開は本日が初めてとなるので、多くのマニアも駆けつけ、例年より賑わった一日でした。
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

NPO法人
防衛技術博物館を創る会

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