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READYFOR?くろがね四起プロジェクト終了しました!

5月29日の23時、765人の方からご支援を頂戴して「くろがね四起」修復資金の募集プロジェクトが成功理に終了しました!

本当にありがとうございます。

今回、READYFOR?さんを利用して、多くの方にプロジェクトを発信することが出来て本当に良かったです。ネット媒体はもとより、TVや新聞などでも数多く取り上げて頂き、多くのご縁を頂きました。

昨年の今頃には、くろがね四起が関西方面に眠って居るらしい・・・という情報しかなかったことを思えば、凄い勢いで階段を駆け上がっております。四輪駆動自動車研究の大家で、故人である影山夙氏の写真や資料をご夫人からご提供頂いたり、フロントグリルに装着される陸軍星章を寄贈頂きました。

プロジェクト中盤には、戦中~戦後を通じて、日本内燃機横浜販売の工場長をされていた、駒井氏の貴重なお話を伺い、プロジェクト終了間際には、設計者のご子息である蒔田吉生氏から一次資料のご提供の申し出もあり、今後の修復作業に大いに役立つものと期待が膨らみます。

また、当初は連絡の手段すら思いつかなかった、モスクワの前期型「くろがね四起」オーナーとも、多くの方のご支援により、連絡がつきました。幸いなことに、情報交換しながら修復作業を進める手はずとなりましたことを、この場を借りて関係各位へご報告致します。

昨日の夕方、あと1000円で1300万円に届くというところで、一休みの写真です。
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このあと、一気に猛ダッシュで第二目標を突破することが出来また!!

今後も勢いはそのままに、一段一段をしっかり踏みしめて進んで参りたいと思います。
2年間に渡るレストア作業の楽しみや苦しみ、そして発見を皆様と共有することが出来て、本当に幸せです。

あらためて、ご支援ご協力に御礼申し上げます。

「くろがね四起」修復プロジェクト経過報告

昨年夏に「くろがね四起」修復計画を立ち上げ、これを日本人の財産として共有すためにはどうしたら良いのか?
仲間と共にクラウドファンディングと言う手法にチャレンジしようと決めたのは、昨年末のことでした。

判らないなりに、手探りで情報収集し、READYFOR?さんでプロジェクトを立ち上げるために、悪戦苦闘していた年初が遠い昔のことのようです。

2月28日からスタートしたプロジェクトも、4月5日未明には目標の1000万円を突破、その後「記録映像製作費」を上乗せした1300万円を第二のゴールと定めて突っ走りました。

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5月25日(日)には「くろがね四起」の設計者である、蒔田鉄司氏の三男、吉生氏が「社長の小部屋」にご来館されました。
事前のお問い合わせも無く、いきなりの登場にかなり驚かされましたが、ちゃっかり記念写真をお願いすることができました。

今後、設計者である蒔田氏の人柄や、当時の様子などを一次資料として取材、映像や文字に残したいと思います。

まずは先立つものから・・・資金集めは手段であり、目的ではありません。

しかし、無い袖は振れぬと昔から申す通り、予算が無くては何事も進みません。
目標達成まで、あと55万円ほどです。是非とも、一緒に2年間の「くろがね四起」修復の旅を楽しみましょう。

5月29日(木)23:00のプロジェクト終了まで、情報拡散へのご協力お願い致します。
https://readyfor.jp/projects/kurogane4ki

シュタイヤー1500A到着!

自分が東北に出掛けている間に、チェコからの荷物が届きました
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荷物と言うにはちょっと大きい例のアレでございます。

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はい、これでございます。
シュタイヤー1500A/02兵員輸送車です

自分が不在間の到着と言うことで、「触ってはいけません!」
と、社員に指示して置きましたが・・・大正解です。

おそらく、どちらかの税関職員さんの仕業かと思いますが・・・寒冷時始動用の燃料コックを触ったようで、エンジンを始動したところガソリンが滝の様に流れ&噴水の様に噴出しました

慌ててエンジンを止めましたが、火災にならずに良かったです・・・・

車両の下にガソリン燃料の水溜りが出来、あわてて処理して、自然換気と併せて風上から大型送風機で強制乾燥!!
何とか事無きを得ました。

東北方面研修へ・・・

本年度より2年間、陸上自衛隊の東部方面隊オピニオンリーダーを委嘱されました。
その研修旅行で、東北方面の自衛隊駐屯地や基地を見学して参りました。
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東京駅から東北新幹線で一路仙台へ向かい、仙台駅からはお迎えのマイクロバスで「仙台駐屯地」へ・・・
東日本大震災の災害派遣活動の様子を説明頂いたり、隊員食堂で体験喫食したりで時間はあっという間に過ぎます。

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初日、第二の見学先「松島基地」のゲートに到着。
「空飛ぶ広報室」で同じみの正門に、一人で大はしゃぎ・・・もちろん、外面的には平静を装い、まったく無言(笑)

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ああ、憧れの「第十一飛行隊」です!!
もう、その辺に空井一尉が居るのではないか?とキョロキョロと若干挙動不審人物となりますが、もちろん平静を装います・・・でも、明らかにメンバー数人は自分と同じようなオーラを出しています(笑)

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生憎の天候のため、ブルーインパルスの展示飛行は中止となりましたが、格納庫内で至近で「T-4」を見学。
「地を這う広報室」専門の自分は知りませんでしたが、ブルーインパルス様の「T-4」には、いくつかの特別仕様点があるそうで、「へえ~」と素直に感動。気になる方は、きっと詳しくネットで語られていると思うので調べてください<(_ _)>

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津波に飲まれてしまった、松島救難隊の復活の様子もお伺いできました。
UH-60を至近で見たのも、やっぱり初めてです。
いつもは飛んでいるのを見るだけなので、近くでみると大きくてびっくりです。

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初日は仙台泊なので、お約束の牛タン焼きを食しました。
生憎の雨も様だったので、仙台の街を堪能することは諦めて早めの就寝。

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二日目は新幹線で盛岡へ移動。

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岩手駐屯地の研修では、特科連隊の「FH70」155mm榴弾砲中隊の陣地進入から展開、射撃の状況を見学。
その後、小雨模様の中で74式戦車に体験登場!
こころは熱くなっても、岩手県の春雨は冷たく体温を奪います!!

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そんな訳で、夜の懇親会ではアルコール燃料で温まります!(^^)!
三陸鉄道記念ラベルで乾杯です!!

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宴会後には、〆の盛岡じゃじゃ麺です!
盛岡在住、キューベルワーゲンオーナーのY氏が「じゃじゃ麺」屋さんを経営されているというので、お電話したところ・・・なんと宿泊ホテルから徒歩3分というご近所でした。びっくりです。
久しぶりにミリタリー与太話しに花が咲きました

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最終日は、更に青森新幹線で八戸まで北上!
「三沢基地」を見学して、F-2戦闘機をやっぱり至近に見学。
管制塔の管制室も見学して、広大な敷地にびっくり。

いやはや、戦車馬鹿を再確認するような、新鮮な発見や驚きの飛行場見学でした。


東日本大震災から3年が経過し、松島基地から仙台市内に戻る車窓から津波被害でまっさらになったままの区画をみると、復興も道半ばと実感します。

一人の人間の出来ることなんて限られていますし、それぞれの立場でがんばることが復興支援と信じてがんばって居るつもりです。今回は珍しく長い日記になりまたが、やはり東北被災地の旅をしっかりと、多くの方にお伝えすることも支援の一部と思ったからです。

とても想い出多い東北の旅、これにて終了です。

・・・先週に続き、あっと言う間の一週間でした

静岡ホビーショー終了・・・

怒涛の如き一週間が過ぎ去りました。
月曜日はロードサービス事業の会議のため、東京BSサミット本部へ。
火曜日は静岡市内で開催される、鈑金塗装の受付業務研修会を静岡支部長としてフォロー。
水曜日は、研修会2日目開催と同時に、午前中はBSサミット静岡支部会、午後から中部ブロック会を開催。
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偶然にも、木曜日の静岡ホビーショーも同じ宿に連泊のため、朝食ビュッフェのメニューもマスターして綺麗に盛り付けが出来る様になり大満足!?

静岡グランドホテル中島屋さんの朝食(特にたまご料理)は美味しいです(^o^)丿


このようにして木曜、金曜の静岡ホビーショー業者日に突入したのです!
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挨拶がてら会場を一周して、話題の新製品をチェック!
やっぱり気になるのは、タミヤさんの菱形戦車「マークⅣ」です。
開発担当者T氏の、キャタピラについてクールに熱く語ってくれるので、手にしたところで病気に感染・・・
世界初の戦車の代名詞といえる「マークⅣ」は、戦車博物館に絶対必要です!!
って、1/1スケールの話しかっ!!(笑)

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ファインモールドさんの「61式戦車」も意外な新製品でびっくり。
なんとか本物の方を動態保存したいと企む身としては、新製品の発売で話題を振り撒いて頂きたいところです。

今年は、「くろがね四起」修復プロジェクトの関係と、「10式戦車」展示の関係があり、㈱カマドとして車両展示をしませんでした。そのため土曜、日曜の一般公開日は自分はお休みして「社長の小部屋」をオープンしておりましたので、これにてホビーショーレポートも終了です。

一般公開日にカマドブースに自分を訪ねて頂きました方々、不在で申し訳ありませんでした!
来年に向けて、面白いネタは仕込み初めておりますのでお楽しみにお待ち下さい!

さてさて、READYFOR?さんの「くろがね四起」修復プロジェクトも余すところ10日です。
当初目標の1000万円を早々に達成したため、2年間のレストア作業の記録映像製作費を調達するお願いをしております。修正した第二目標は1300万円!
まだまだ、100万円以上足りませんので、情報拡散のお願い致します。

そのうち協力しようと思っていたあなた!
みんなで楽しく修復事業第一弾!への参加のチャンスは「今」ですよ!
https://readyfor.jp/projects/kurogane4ki

身の周りのモノ諸々・・・

今週末のスズキ新車商談会の、試乗プレゼントの大袋お菓子を買出しにお出掛けしました。
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「キャラメルコーン」ビックサイズは可愛いですね。
10日、11日にカマドでスズキの新車試乗をして頂くとプレゼントして貰えるそうです♪



買出しから戻ると、何やら大きな封筒が机の上に・・・
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はい、シュタイヤー1500Aの、チェコ共和国での車検証類一式届きました(*^^)v
クルマの方もあと一週間ほどで、日本に入港です!

思い返せば、ベース車の確保から丸3年が経過しています。

あっと言う間というべきか?

いや、この三年間いろいろあって、時間が経つのが早かったというのが正解かな?

いずれにしろ、ひとつひとつ着実に進めて行けば、必ずゴールに辿りつけるということです・・・

写真が届きました!

「くろがね四起」関係の最初期にして、最良の資料である影山 夙(カゲヤマ ハヤシ)著「走れ!四輪駆動車」昭和52年刊に使用された写真一式を、NPO法人防衛技術博物館を創る会理事の日向さんが入手されました。
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「くろがね四起」といえば五十嵐平達氏の著作も有名ですが、写真の出所は影山氏ということらしいです。お二方とも鬼籍に入られており、直接お話をお伺いすることは適いませんが、日向理事が先週末に影山夫人との面談の末に「博物館にレストア車両と一緒に展示してください。」ということになり、資料一式を譲り受けました。

印刷物とは違い、鮮明な原版から読み取れる情報を元にして、レストア作業の準備に取り掛かれます♪

また、川崎市在住の賛助会員さまから寄せられた、大阪市立大学の坂上茂樹先生の先月発表された論文「日本内燃機“くろがね”軍用車両史」が、数値など詳細な部分の決定打と言えますので、ご一読お勧めです。Webサイトからダウンロードできます。
この論文の凄みは、各年型の生産台数とシャーシ番号が表記されていることです。
その表から、リヤデファレンシャルケースの生産年度による形状変更の時期が判り、手元にある「くろがね四起」は1938年型ということになります。初期型の最終生産型に当たる昭和13年8月~昭和14年9月に製造された、フレーム番号2376~4045の1669台中の一台となります。影山氏の分類による「3型」にあたるタイプで、一番生産台数が多かった型式の生き残りということになります。

*リヤショックアブソーバーの変更時期と、後期型への変更時期が各資料で整合性が無く、上記生産年度は自分の独自解釈です。

このタイミングで情報が洪水のように押し寄せるのか?あるいは、自分が情報を呼び集めているのか?
いずれしにろ、手探り状態でスタートした半年前が嘘のようです。

念ずれば通ず・・・でしょうか?

クラウドファンドREADYFOR?さんでのレストア資金&記録映像作製資金募集も、余すところ一ヶ月を切りました
こちらも情報拡散と、ご協力をお願い致します。
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

NPO法人
防衛技術博物館を創る会

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