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ミクロネシア連邦訪問記その3

なぜか、無性にポナペ島が恋しいのです。
一般の旅行情報がまったく欠落してる当ブログですが、珍しくポナペ島の一般旅行情報など・・・
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今回のツアーガイドをお願いした、ケニー・大村さん。ポナペ島在住20年以上の陽気な方で、本業はダイビングインストラクターさんらしいです。「らしい」などと言うと怪しい感じですが、その方面に全く興味の無い夫婦なので、海に近づくこともなく、ご活躍の機会を拝見することがなかったためです(笑)

空港からホテルの送迎がある訳でも無く、現地のガイドさんあるいはダイビングショップさんにお願いするのが良いみたいです。

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今回のお宿は日本人が経営する「ジョイ・ホテル」さん。
こじんまりした民宿のような、アットホームなホテルです。
ポナペ島のすべてのホテルの部屋数を合計しても200部屋くらいしかないそうでして、予約無しでの訪問は危険です。しっかり部屋は確保して行きましょう。

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ホテルのレストランは島でも評判で、毎晩賑わっています。
おすすめのペッパー・ステーキを初日の晩に頂きました。
「食事はどうなの?」と質問を多くいただきますが、基本はアメリカ文化です。
ごらんの様にボリュームがあるので、メイン料理は夫婦でシェアして丁度良い分量でした。
しかし、日本の委任統治時代も長かったため、うどんやラーメン、どんぶり物などが普通にあったりしてびっくりです。

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朝食のオムレツの種類が多いので、ツナオムレツというのを頼んでみたら、フレークではなく固まりがゴロゴロ入ったボリューミーなオムレツが登場し、食べきれませんでした!
美味しかったので2日連続で注文しちゃいましたが・・・
今になって考えれば、違うものを色々食べ比べるべきでしたね(笑)

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メニューに「トウキョウ・フライドチキン」とあったので、晩酌のおつまみに注文したら、普通に唐揚げが出てきました!
これが日本の居酒屋さんでも出てきそうな生姜醤油味で、大満足(^o^)丿

ホテルの外観写真を見ても、何だか違和感が無いよなあ~と思い、なぜだろうと?
よくよく見れば、駐車しているのは日本車ばかり。

なんとも親日で、居心地の良い島でした。

一般旅行情報って、食べ物ネタしかないじゃん・・・

ミクロネシア連邦訪問記その2

前回に引き続き(その2)です♪
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国際空港なのに徒歩でターミナルビルの入管へ向かうと言うのも、TV番組で見たことありますが・・・
新鮮な驚きで、楽しかったです。はい。

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でもって、今回のお題である旧日本陸軍の九五式軽戦車ハ号とご対面です!

10年ほど前までは、近隣のジャングルに点在していた戦車を集めて、数年前からずらりと10台並べているそうです。
これらの戦車は「アダムス ブラザース コーポレーション」という、ポナペ島で一番大きな企業の持ち物で、前出の九七式軽装甲車も同様です。
スタン・ガジュタ氏は、この会社の整備主任者であり、社長の許可の下で旧日本軍車両の収集レストアをしているそうです。
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そもそもは、創業者の故・ジャック アダムスさんが建設業の傍ら、好きで集めたコレクションなので、4人の子供たちが遺品として保存すると申し合わせたとのこと。
実際に過去には、何人もの米国人が売買交渉に来訪しているそうですが、全て門前払いになっているそうです。
今回、日本人が来たと言うことで、それなりに対応してくれましたが、残念ながら譲渡は不可能との回答でした。
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その代わりと言ってはなんですが、写真は自由に撮影してOKと許可を頂きまして、戦闘室内も自由に入ることが出来ました。
これが10台の中で一番程度の良い砲塔内部です。
地上戦が無かったため、戦闘によるダメージがなく、戦車も個人の敷地内にあるので部品の盗難も無く、露天による経年変化は酷いですが、往年を偲ばせる佇まいです。
願わくば、「保存」と言うのであれば屋根を作って欲しい・・・と思うのは自分だけでしょうか?(^^ゞ

今後も粘り強く交渉は続けて参りますが、そのためにはNPO法人「防衛技術博物館を創る会」の賛助会員拡充が欠かせません!是非ともご入会をお願い致します。
会員になりますと、年二回会報誌が届きます。Webサイトで書き切れない、濃いネタ満載の会報です。
ご入会はコチラから!

いざ!ミクロネシア連邦へ・・・

ことの始まりは、2006年2月12日の読売新聞12面に掲載されたコラムです。

NPOの活動を始めたころですから、4年ほど前に各方面からご教示頂いたのですが・・・
なんでも、南の島で旧日本陸軍の軽装甲車をレストアして走らせている人がいるとの記事。
yomiuri 2006
ポナペ島(英語表記ポンペイ島)と言えば、嵐山美術館に飾ってあった九五式軽戦車(現在は英国へ引き取られました)の帰還先というくらいの認識はあったので、ぼちぼち調べていました。

話しは第二次大戦中に戻りますが、サイパンなどと共に日本の委任統治領であったポナペ島には戦車第二連隊から抽出された軽戦車中隊が島の守りを固めていました。昭和17年にガダルカナル島から始まった米軍の反撃は、飛び石作戦と呼ばれ、太平洋の島々の飛行場を確保しながら沖縄まで二年ほど掛けて侵攻しました。

ポナペ島は「飛ばされた島」だったので、艦砲射撃や空爆はあったものの、終戦まで米軍の上陸はなく、地上戦は行われませんでした。また、フィリピンのようなゲリラによる後方撹乱もなく、水も豊富で食料にも困ると言うことはなかったようです。

このため、戦後進駐した米軍による武装解除、引き揚げもスムーズに運び、現在も島民の対日感情は良好というより、親日です。このような事情から嵐山美術館への戦車の返還が実現したのだろうと想像します。

で、やって参りましたポナペ島のメインストリート。カラパタさんの写真展に触発されてそれっぽく撮影(笑)
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実際にはいろいろな紆余曲折を経て、ガシュダ氏に会いに行ったのですが、そのお話は別の機会に・・・

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当初、日本の青森ナンバーがついているので、国内に存在するのではないか?と一部マニアが騒然となった九七式軽装甲車は、やっぱりポナペ島にありました!

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でもって、何で青森ナンバーが付いているかと言えば、この九七式軽装甲車のエンジンはNISSAN製のディーゼルエンジンに換装されており、その車両を輸入した折についていた日本のナンバーを取りつけたという微笑ましい「オチ」でした。

ガシュダ氏は親日家で、日本製の装甲車を蘇らせるのには、日本のエンジンで!と機種を選定してくれたそうです。
もちろん、オリジナルのエンジンも何時の日にか復活させたいと、工場の片隅にシートを掛けて保管されておりました。
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戦闘室前方は、オリジナルを保っており、ミッションや操行装置は当時のオリジナルです。燃料タンクは新造されて居ますが、給油口などの小物はオリジナルを使っており好感が持てるレストア作業です。

第一目的の九七式軽装甲車との対面を果たし、次はいよいよ九五式軽戦車との対面です。(つづく)

NPO法人防衛技術博物館を創る会からのお知らせ

ここで最近お問い合わせをいただく質問に回答を致します。

「Readyforに支援する予定だったんですが、うっかり締切を過ぎちゃって…」

大丈夫です!ご安心ください!!私たちは対応策を用意しました

NPO法人防衛技術博物館を創る会のオフィシャルHP。
まずはこちらをお開きください→http://www1.ocn.ne.jp/~npo-dtm/
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開くとこんな画面です。こちらの右上にある「JOIN参加するには」をクリック!!
ここは「NPO法人防衛技術博物館を創る会」の賛助会員募集ページです。
こちらでは賛助会員入会、そしてご寄付をオンラインにて行うことが可能です

クリックするとこんな大きなバナーが
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はい、もちろんここはクリックでお願いします
ここまでポチっとしていただきますと、次は情報入力画面へと移行します。

お申込みのための、お名前・住所等、案内に沿って入力ください。
次が一番重要なところで「ご決済の種類 」の選択です
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ご寄付を選択し、任意の金額を入力してください。
決済に必要なカード情報をご入力いただいたら…。
最後の「ご意見、連絡事項等」に、「くろがね四起支援」と書いてください
くろがね四起支援であることが分かれば、資金はそちらに回させていただきます。
(会計報告上でもそのように明記する予定です)

もちろん、「海外からの日本軍戦車里帰り支援」「博物館建設資金」「指定無し」など、
ご自由に記入下さい。出来るだけ、ご希望に沿った用途に活用させて頂きます。
ご支援は随時お待ちしております。

しかし、ここでご注意いただきたいのは、Readyforのような、
支援いただいた際の「引換券(オリジナルTシャツ等)はないことです。
やはり期限を切ってやらせていただいたReadyforとは、
区別をする意味でも、別のものとしてやらせていただきます。
今回は単純に寄付としての支援をお願いする次第ですので、ご理解ください。

また、賛助会員のご入会も同様にできますので、
そちらの方も何卒よろしくお願いいたします。

うっかり支援忘れちゃったけど、やはり支援したい、
そんな善意を私たちは決して無駄に致しません!!
よろしくお願い致します。

D-DAY 70th Anniversary

本日、6月6日は「史上最大の作戦」として有名な、ノルマンディ上陸作戦から70周年だとか・・・

そんなD-DAYカマド本社でも、久しぶりのビックプロジェクトが始動!!
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本社に隣接する、スズキアリーナ店舗の新築工事、地鎮祭を催行致しました。

怪しい雲行きの中、準備は進み・・・式典開始15分前には土砂降りに(゜o゜)

まあ、雨降って土固まると申します(^^ゞ

この夏のオープン目指して、工事は進みます。
工事に伴い、しばらくの間は、カマド本社での車両展示が手狭になりご迷惑をお掛け致します。
その分は、スタッフ一同の熱意でカバー致しますので、変らぬご愛顧をよろしくお願い致します。

6月の「社長の小部屋」休館日のお知らせ・・・

「くろがね四起」修復作業の開始に伴い、「社長の小部屋」展示車両入れ替えを実施致します。
模様替えと、もろもろの準備のため、誠に勝手ながら6月8日(土)~22日(日)の間、臨時休館とさせて頂きます。

次回オープンは6月28日(土)、29日(日)となりますので、よろしくお願い致します。

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チェコから到着したSd.Kfz302ゴリアテの実物大レプリカモデルは展示決定!
ケッテンクラートと並べると、以外に大きいと感じるのですが、写真からはどうも実寸が伝わりませんね・・・

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もう一台、チェコから到着したシュタイヤー1500A/02は、キューベルと並べて展示したいところですが、スペースの制約上どうもよろしくありません・・・
現在、展示車両の選択、並べ方で悩むと言う館長特権を堪能中です(*^^)v

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カマド本社の決算、そして新年度目標設定で大忙しの上、いろいろな行事が重なってシュタイヤーに触っている時間が無い現状です。
なんとか早くナンバーを取得しなくてはと思いますが、さっぱり準備が進みません(゜o゜)
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

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