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12月31日の深夜23時にお耳に掛かりましょう!!

不定期アップにも関わらず、一年間拙ブログにお付き合い頂きましたみなさま、
本当にありがとうございます。

本日12月31日もロードサービスのために頑張っているスタッフと共に会社で
年越しとなる見込みです。

例年と違う話題としましては、地元コミュニティーFM局「富士山GOGOエフエム」
さんの年越し番組に登場することであります。皆さまのお耳に掛かれましたら幸
いでございます。

インターネットでも聴取できますので、PCまたはスマホでお楽しみいただけます。

12月31日(火)23時より2時間に渡り、「ラジオ社長の小部屋」年末年越しスペ
シャルと題して「軽自動車」について熱く語ります。戦車の話はしません(笑)


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2019年は本当にいろいろなことがありました。

来年、令和2年も引き続きご愛読をよろしくお願い致しますm(__)m

メリークリスマス♪

クリスマス行事など全く縁のなくなった昨今、今年も特段イベントもなくやり過ごす予定
でしたが、意外な方向からイベントがやって来ました(; ・`д・´)

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つぼぐちファームさんがイチゴの行商に来たので思わず買ってしまった・・・
珍しくも、愚妻がイチゴ大好き人間であることを記憶してしていたのが功を奏して、楽しい
夕べとなりました。戦車のこと以外で自分が記憶していることは本当に珍しい(笑)

それにしてもつぼぐちファームさんの紅ほっぺは中まで真っ赤に熟しており、本当に甘く
て美味しかったです♪

滝ヶ原駐屯地の餅つき行事

21日(土)は一足早い自衛隊駐屯地の餅つき行事です。
富士地区各駐屯地が同日に開催しますので、役を受けている人は掛け持ちしたりして忙
そうですが、自分はここ数年滝ヶ原に安定の出席です!(^^)!

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お隣に米海兵隊キャンプ富士があるという立地の為、毎年司令官家族も御呼ばれしており、
大佐殿の餅つきパフォーマンスが見学できるのも楽しみのひとつ。
アメリカ人は乗りが良いですね♪こういう感じはマネしないといけませんね( ..)φメモメモ

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体育館の中では、中隊ごとに餅つきが進みます。
隊員のご子息が持て余す大きな杵(きね)を、周りの隊員さんがフォローして餅つきを行う風
景は、市井では失われつつある日本の原風景ですね。

子供の頃を思い出してしまいます。今は大きな農家でも電気餅つき機が活躍しています・・・

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屋外では野外炊飯車が大活躍♪

豚汁やそばを振舞って下さいました。

この行事が終わるといよいよ今年もおしまいですね。
とはいえ、まだまだ年内に進めなくてはならない案件も山済みですから、頑張って乗りきま
すよ~!!


やっぱり日本は良いね~、特に富士山♪

そんなこんなで日本に帰って来たら富士山がより綺麗に見えたりするのは気のせいでは
ないでしょう!

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12月12日の朝の富士山です。毎日眺めても飽きない風景です♪


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そして日本に帰ってきたら醤油成分を補充しなくてはなりませんので、東名を飛ばしてい
つもの「厚木家」さんに行って来ました。

ラーメンにネギやキャベツをトッピングしていたのですが、この「ねぎラーメン」がメニューに
登場してからは、こればっかり注文してます(^_-)-☆

相変わらずの安定の美味しさでした。

アメリカの味!?その2

アメリカ訪問記の備忘録として食べたモノのご紹介その2です( ..)φメモメモ

3日目はホテルで朝食を済ませてチェックアウト。
支援者様のお車でスミソニアン航空宇宙博物館の本館に落っことして頂き、夕方2時過ぎ
まで自由行動ということで5時間近く一人でウロウロ見学しました。

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スミソニアン航空宇宙博物館は入場料は無料ですが、入り口のセキュリティーチェックが空
港並みに厳しい上に再入場のために列に並びなおすのも億劫なのでお昼は館内のカフェ
テリアで取りました。

コーラとチキンシーザーサラダを買ったら、チーズスナックをプレゼントしてくれました。
アメリカ人といっても、ワシントンは人種のるつぼです。日本人が一人でボーっとしていても
まったく気にされませんし、むしろ中国人観光客が多いので溶け込んでいる気もします!



この日は翌日の「くろがね四起後期型」とのご対面に備えて、ペンシルバニア州ヘーゼルト
ン付近まで進出して宿泊する予定なので、一路車は北への進路を取ります。
そして中間点のハノーヴァーにあるステーキハウスで夕食となりました。

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はい、アメリカでは割と有名なステーキチェーンだそうです。
グアムでテキサス州の「ローン・スター」というステーキハウスに行きましたが、こちらも同じ
テキサス州の「ロング・ホーン」というお店です。

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ワシントンにもお店があるそうで、支援者さまお勧めのテキサスのラガービールで乾杯♪

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そしてメインンディッシュはTボーンステーキをレアで(^_-)-☆
とってもボリューミーで美味しいお肉でした♪




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そして3日目の遅めの昼食は、ペンシルバニア州からワシントンへの帰り道で立ち寄ったこ
ちらのお店は最近流行のチェーン店「クラッカー・バーレル」さんとのこと。

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お勧めのフライドチキンセットは大きなチキン3ピースとドリンク付きで10ドルほど。
ベイクドポテトとコーンサラダを付けても15ドルくらいで満腹になるどころか、半分しか食べ
ることが出来ずに、最終日の夕飯にすべくお持ち帰りとなりました。

実質3日間の電撃的なアメリカ旅行でしたが、支援者様のご協力で所期の目的は達成した
ことはもちろん、アメリカンなお食事も満喫して満たされた気分で帰路に付いたのでした・・・

アメリカ備忘録おしまい。

アメリカの味!?

アメリカ訪問記の備忘録として食べたモノのご紹介です( ..)φメモメモ

まずは初日のスミソニアン「スティーブン・F・ウドヴァーヘージー・センター」での昼食。

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はい、記念すべきアメリカ東海岸での一食目はマックでした(笑)

博物館のカフェテリアがマックというのもアメリカっぽいですね。

注文はメニュー番号でお願いしちゃったし、今となっては正式名称は思い出せませんません
が、チキン竜田サンド的なバーガーです。日本のモノより一回り大きいかな?
ポテトもLサイズプラスアルファ的な感じで、極めつけはドリンクのコップがデカい!しかも、
自分でサーバーマシンからお代わりし放題・・・お代わりしないどころか、残しましたけど!

国際線あるあるで、日本出発時から到着までに時差の関係で朝ごはんなのか?昼飯なの
か?良く判らなくなって、その上のマック・・・
ホテルにチェックインしてもお腹減って無いので、夕飯はビールとビーフジャーキーでおしまい。




二日目は「キャンプ・フォート・リー」訪問後に、支援者様が普段利用しているお勧めの食堂
へお伺いすることに・・・!(^^)!

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ベトナム料理のお店!

ベトナム戦争時に、南ベトナムはサイゴン陥落時にアメリカに脱出亡命した方も多いと聞き
及びます。その子弟が頑張っているのかな?

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ベトナムのラーメンは麺が小麦粉ではなく、米粉なので独特の歯ごたえです♪
パクチーなど香草類が別皿というのは、アメリカ人に配慮しているのかしらん?もちろん自
分はすぐに麺の上に全部乗せてバリバリと食べちゃいました!美味しかったあ~('◇')ゞ

う~ん、アメリカ滞在最終日に食べたかったかも!?

まだ、アメリカンなお肉も食べていません。もちろん、ステーキを食べるつもり満々なので、
次なるレポートをご期待ください!!

つづく・・・

12月9日、最終日の帰国編(; ・`д・´)

今回の旅は、ワシントンD.C.の中心部のホテルに2泊、その後ペンシルバニアに移動して
一泊、最終日はワシントンの空港至近のホテルに一泊という流れでした。

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初日の夜は、到着後にスミソニアンを歩き回り疲れちゃったので近所のスーパーで軽くお
惣菜とビールを買って帰ってすぐに寝ちゃったのですが、アメリカはビールが水より安いの
です!
当日のお買い得品はなんと、チェコのピルスナーウルケル!これが一本110円ですから、
迷わず箱買いしてワシントンでは毎晩2本ずつ頂きました。

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そしてワシントン最終日のホテルでは、ペンシルバニアの帰り道で立ち寄ったフライドチキ
ン屋さんからドギーバックで持ち帰った残り物と、お土産購入のために立ち寄ったスーパー
で購入したビーフジャーキーを堪能しました(食べかけでごめんなさい)。

支援者さまのお気遣いで、空港まで車で5分のホテルを予約してくださり助かりました。

朝6:30のフライト便なので、ホテルの空港行シャトルバスの第一便4:30出発に搭乗す
るために4:20にホテルロビーに集合とのことなので、早めに就寝し3時に起床です!!


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グッモーニン!イエス、だけを繰り返し、無事にシャトルバスに搭乗してロナルドレーガン
空港のターミナル2に到着。ここでも右往左往しながらも無事にチャックインして保安ゲート
に突入。キンドル(電子書籍端末)をバックから出し忘れて、警備員に別室に連れていかれ
そうになりましたが、キンドルを起動して作動確認できたので無事に通過・・・びっくりした。

・・・日本と違って厳しいですね。

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一人でもなんとかなるなあ~と思いつつ、国際線乗り継ぎのシカゴオヘア空港に到着。
往路とは違ってターミナル3に到着して、JAL便もターミナル3から出発なので移動も無く、
荷物も航空会社で載せ替えてくれるので暇です。

しかも往路は1時間50分しかなかった乗り換え時間が、帰りは2時間50分あるのです!

そこで、朝飯も食べていないので、アメリカン航空のラウンジへ突入を試みます。

一年前の自分ならそんなスキルも度胸もありませんが、前回の英国訪問時のフライトキャ
ンセル時の経験が役に立ち、グッモーニン、イエスだけで乗り切り突入に成功♪

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無料の朝ごはんと無料のWi-Fiパスワードをゲットして、二時間余りを寛いで過ごすことが
出来ました。

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搭乗ゲートに辿り着けば・・・ああ、日の丸だ!

すっかり里心がついて、さっさと搭乗します。JALキャビンアテンダントのお帰りなさいという
一言が、これほど心に染みるとは思いませんでした(T_T)

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お気に入りのフラップなどの作動が良く見えるいつもの窓側席から、雨が降るシカゴの空に
さよなら・・・グッバイアメリカ、又来る日まで(@^^)/~~~

そんなこんなの4泊5日アメリカの旅はおしまい。

12月8日ペンシルバニア州にて「くろがね四起」と対面♪

前振りが長かった今回のアメリカ訪問記ですが、スケジュールの調整上ペンシルバニア州
訪問が最終日になってしまっただけで他意はございません!

それでは念願の「くろがね四起後期型」とのご対面でございます♪

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昭和15年にフレーム形状やボディ形状をフルモデルチェンジして生産が始まった後期型は
世界中で2台しか存在が確認されていません。

もう一台は石川県の日本自動車博物館に収蔵されておりますが、そちらはピックアップト
ラックだった車体を無理やり乗用型に修復した経緯もあり、車体形状を含めて写真に写る
ペンシルバニアの個体に比べるとオリジナル度は下がります。

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オーナーのデイビッドさんと記念撮影♪
デイビッドさんは41歳ということで、若さが羨ましい限りで御座います。

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我々が訪問するということで、日本軍アイテムを並べて歓迎してくれるのは嬉しいですね。
世の東西を問わず、趣味が同じ人とはすぐに仲良くなっちゃいます。

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以前モスクワに「くろがね四起前期型」を訪ねた際には、オーナーのレン氏がシュタイヤー
1500トラックにハマっていて、たまたま自分も購入したばかりの頃で大いに盛り上がりま
した!

で、今回のデイビッドさんはなんと先ごろM3ハーフトラック、しかもM16自走対空機関銃
をレストアされたと聞いて偶然にビックリ!

昨年、自分もM16と悪戦苦闘したことをお話するとすっかり意気投合しました♪

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意気投合具合はこんな感じです(笑)

ともあれ、カマド軍用メカシリーズ第三弾となる「くろがね四起」の本に収録すべく訪問した
ペンシルバニアでのミッションは無事完了し、あとは執筆作業に専念するのみであります。

・・・世界で唯一となる(と思う)、くろがね四起の本を一日でも早くみなさまのお手元にお届
け出来る様に年末年始はレッカー電話当番しながら執筆活動に専念したいと思います。

アメリカ帰国編につづく・・・

12月7日、アメリカ3日目♪

本日は明日の取材に備えてペンシルバニアへの移動日です。
したがって、午前中はワシントンD.C.観光を楽しもうという寸法で、朝からお散歩でうす。

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ホテルから徒歩15分ほどの所に、海兵隊記念公園があると聞いてやってきました!
はい、「父親たちの星条旗」でお馴染みの硫黄島メモリアルです。
何やら退役軍人さんが沢山集まっており、テレビ局の中継車まで出張って来てましたので、
日本人としては微妙な距離感を保ちつつの見学となりました。

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10時にホテルをチェックアウトして、支援者様と合流して市内観光へ出掛けます。
まずは映画でお馴染みのリンカーンモニュメント。観光客であふれて居ります。

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振り返れば、これも見たことある風景が広がります。
ワシントンモニュメントです。
大統領の就任演説はあの下で行われるんでしたっけ?アメリカに来たんだな~と実感。

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そしてついにやって来ました「スミソニアン航空宇宙博物館本館」です!
今回の市内観光は、支援者様のお車で観光名所に落っことしてもらい、集合時間まで単独
行動です。ちょっぴり緊張しますね(p_-)

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エントランスへのチェックゲートは空港並みの厳しさでちょっとびっくりしたもの、入館すると
いきなり「X-1」がお出迎え。人類初の超音速飛行に挑んだ実験機です!(^^)!
もちろん本物ですから、これは興奮ぜずには居られませんが、その興奮を伝える相手もい
ない単独行動が歯がゆい限りです(*_*;

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そのお隣には「翼よあれがパリの灯だ」で有名なリンドバーグの大西洋単独横断で有名な
スピリット・オブ・セントルイス号が・・・やっぱり本物です!(^^)!

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エントランスの周囲にも人類の宝とも言える展示がゴロゴロ。
気になったは黎明期のジェットエンジン。上がドイツ製枢軸式ジェット、下は英国製遠心式
ジェット。軍配はドイツ方式にあがり、現在に至るジェットエンジンの基本形式を確立したマ
スターピース的エンジンです。

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そして宇宙ロケット開発の黎明期に忘れてならない、ドイツ製のV1号とV2号ロケット。
V1号は巡航ミサイルの始祖となり、V2号は大陸間弾道弾の始祖にしてアポロ計画のサタ
ーンロケットに至る系譜の原点になります。
かつての敵国ドイツのロケット兵器も、工業製品のエッポクとして公平に展示するあたりに、
戦勝国の余裕と言うか、アメリカの懐の深さを感じます。

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たっぷり4時間ほどスミソニアンを見学したあとは、さらにホワイトハウス見学にチャレンジ!
グーグルマップを頼りに歩いていると、人だかりがある一角を発見♪
辿りつたら、ニュースでよく見る風景ですね。これはやって来ました感が溢れます(; ・`д・´)

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しばらく散歩していると、マリーンワンが上空通過♪
トランプ大統領が乗っているかもしれないと思うと、本当にアメリカに来たんだと改めて実感し
ます。

写真にもありますが、あたらに半旗掲揚されているので誰の命日だろうと考えましたら、太平
洋戦争開戦の日・・・リメンバー・パールハーバーの日でした。

ちょっと日本人観光客は肩身が狭いですね。

ということで、夕食までにペンシルバニア州へ移動すべく一路車を西へ走らせます!

つづく

12月6日、アメリカ東海岸2日目♪

明けて2日目はポトマック河畔のホリデーインホテル最上階のレストランで朝食🍽

本当に一人で海外のホテルに泊まるのは初めてなので、ドキドキしながら清算も済ませ
て、無事にチップもお渡しして本日の訪問先に向かうため支援者さんを待ちます。

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支援者様と合流してやって来ました、フォート・リー・キャンプにある陸軍軍需品博物館。

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軍の補給に関する博物館なので、一風変わった展示が多くて楽しい博物館です。
どこの国でも1930年代までは前線での補給はお馬さんが主役です。

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アメリカ軍といえども第一次世界大戦は鉄道と馬が輸送の主役でしたが、大砲や機関銃
などお馬さんでは牽引や補給が大変な兵器が増えてくると、流れは変わってきます。

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とはいえ1930年代には世界同時不況のあおりで軍縮の嵐が吹き荒れ、各国ともに一部の
機械化部隊のみ貨物自動車が使用されているにとどまり、アメリカも例外ではありません
でした。

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ところが第二次世界大戦が始まると、アメリカだけは持ち前の自動車産業の広大な裾野を
総動員して機械化を推し進め、前線での物資輸送にはジープとトラックを潤沢に投入します。

また兵員輸送には装甲ハーフトラック、上陸作戦には水陸両用トラックを開発し大量に投入
しました。この展示はノルマンディ海岸に上陸し、コンバットレーション(缶詰)を卸している
風景です。

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個人的にツボにハマったのは、ベトナム戦争時の個人携行用戦闘食の展示です。
自分が小学生の頃といえば、1970年代後半。
ベトナム戦争が終結したばかりのキャンプ富士には海兵隊が訓練のために大量に駐屯し
ており、御殿場市内の産業廃棄物業者のもとにはM151フォードマットの部品や、弾薬箱
、被服をはじめ賞味期限切れのコンバットレーションが大量に廃棄されていました。

それを買い取って販売するサープラスショップも存在し、コンバットレーションも格安で販売
されていました。自分が初めてのアメリカを感じた食べ物はここで購入したビーナッツバタ
ー&クラッカーの缶詰でした!(^^)!

今となってはコレクターズアイテムで食することもできませんが、懐かしい想い出がよみが
える素晴らしい展示でした♪

第二次世界大戦から今日に至る個人携行食料の展示が興味深いとともに、アメリカの底
力を見せつけられる優れた展示となっており、見学お勧めの博物館です。

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もうひとつ、ハワイで見つけたお気に入りのTシャツのポスターの謎も解けまして、個人的
嬉しかったです。

「We Can Do It!」というキャッチコビーのポスターは、WW2の戦意高揚ポスターですが、
日本で言えば「銃後の守りは私たちで!」といった感じの、女性たちが出征兵士に代わっ
て活躍しようという趣旨のポスターです。

彼女達を「WOW」と表記されるのを見かけたのですが、「ウォーマン・オーディナンス・ワー
カー」の略称であり日本で言えば「女子挺身隊」といったところ。軍需工場で生産にあたる
女性スタッフということです。

「WAAC」とか「WAVE」といえばミリタリーマニアならピンと来る方も多いと思いますが、
そのくくりに入っているところがアメリカらしいです。

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そして、キャンプ・リー訪問の目的であった「アバディーン兵器試験場」から移動された戦車
等の展示施設を発見!残念ながら工事は最終段階でまだ一般公開していないとのことで
したが、この感じなら来春にはオープンになるではないでしょうか?

丁度綺麗にお化粧直ししたドイツ軍の88mmFLAK36対戦車砲を搬入している最中でした♪

二日目おしまい。続く・・・

時差の不思議、12月5日は長~いのです(*´з`)

日本時間12月5日(木)の午前10時に成田を飛び立ち、11時間40分のフライトの後に
シカゴ乗り換え、更に1時間50分フライトしてワシントンに到着。
乗り換え時間を入れれば15時間以上掛かって到着したワシントンD.C.はアメリカ東部
時間のお昼丁度という謎・・・(; ・`д・´)

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そんな理由でどうしても行きたかったスミソニアン航空宇宙博物館別館のスティーブン・F・
ウドヴァーヘイジー・センター(長くて覚えられない)に到着!!

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ワシントンD.C.から車で一時間ほどの郊外にある敷地は広大で、建物は巨大です!
歩き回るにはカロリーが必要とのことで、まずは昼食ですが、昨日からずっと食べ続けて
いるので、胃腸が・・・と思いつつ本場のマック(といっても日本と変わりませんが・・・)を
食していざ見学開始!

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やっぱり一番見たかったのはこれ。

空飛ぶ超要塞B29「エノラゲイ」。

広島に原子爆弾を投下した機体そのものズバリです。

いろいろな意味で考えさせられる機体ですが、極限まで突き詰めた航空機として機能美は
日本刀に相通ずる美しさをたたえております。

触れば己も傷つく、剥き身の恐ろしさも・・・

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まるで鞘の無い日本刀のような機体は、思っていたよりもコンパクトです。
内部は相当に狭く、飛行服を着て動き回るのは大変だったろうと思います。


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スミソニアンの倉庫の中にしまわれており、見学できないと思っていた機体がいくつか引っ
張り出されておりました。

まずはHo229ホルテン全翼ジェット機・・・の分解状態。

写真中央のエンジン2基を内蔵した胴体部分に後方の翼がついて完成形。
B2ステルス爆撃機のような全翼機(フライングウイング)の元祖です。

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こちらはMe163bコメート無尾翼ロケット戦闘機。
割と海外の博物館で見かける期待ですが、オリジナル塗装がオーラを放っていました。

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つづいては日本海軍がB29要撃の切り札として開発していた?九州飛行機のJ7震電
の胴体前半分。主翼及び胴体後部は見当たりませんでした・・・

形状は先進的ですが、機体構造そのものはオーソドックスであり、B29に比べると当時
の日本の技術的限界も垣間見える機体ですね。

後方にはロケット特攻機「桜花」や夜間戦闘機「月光」も・・・ここでしか見られない機体が
多すぎて時間が足りません(T_T)

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タンデムエンジンのDo355プファイルは大好きな機体でしたが、本物をみて??となり、
どうにも大きくて空力的な洗練さが感じられないので嫌いになっちゃいましたm(__)m

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代わりと言ってはなんですが、あまり興味のなかったAr274戦闘爆撃機は、コクピット回り
の形状がオーパーツ的な凄みがあり、第二次大戦期とは思えません。

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そしてこちらに来館したら絶対見たかった「晴嵐」
イ号400型潜水艦に3機づつ搭載された水上戦闘爆撃機です。スタイルがたまりません。

クルマや戦車は空冷エンジンでハアハアする人ですが、どうも飛行機は水冷かジェットの流
線型にハアハアするようです('◇')ゞ

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で、今回初めて見てドスンと心に圧し掛かったのはスペースシャトルもオービターです。

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デカイ!

大きいことは正義であると信じる自分は、こんな塊的な機体が成層圏から地上まで唸りを
あげて滑空するところ想像してしびれてしまいました!

そう、飛ぶのではなく、落ちる・・・ように滑走路に滑り込むのです!

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機体下面に貼り詰められた分厚い耐熱タイルが前輪格納庫をみると禍々しく、メンテナンス
の大変さがヒシヒシ伝わってくるこの怪物で宇宙を往復しようとどうして思えるのか?

超人的な乗組員たちと、愚直な整備士たちが起こす奇跡が宇宙への切符だったのですね。

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施設後方には広大なレストア工場があり、二階のガラス貼りスペースから存分に見学出来
ます。これは素晴らしい眺めであり、御殿場に防衛技術博物館を実現の際には絶対に真似
しなくてはならない部分です!

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美味しいモノは最後までとって置く派の自分が最後にぐるりと舐めまわす様に見学したが
こちらのSR-71ブラックバード超音速偵察機。

映画「ファイヤーフォックス」に登場するMIG31を彷彿とさせる真っ黒な機体の最高速度は
マッハ3.3≒時速4000km/h(◎_◎;)

これは現役時代に飛んでいるところを見たかったなあ~


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我々アラフィフ世代には最新鋭戦闘機であったF14トムキャットも退役して久しく、もはや
博物館でしか会うことが叶いません。頭の中には「デンジャー・ゾーン」が鳴り響きます♪

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田宮会長から静岡空襲の逸話を伺うと、必ず登場するF-4Uコルセア艦上戦闘機が格好
良かったので記念撮影!


ブログの長さからもお判りのとおり、とても半日で見学しきれない巨大な博物館の外に出れ
ば既に日は落ちて辺りは薄暗くなっておりました。

さてさて、アメリカ訪問初日からこのペースでは体か持つのか!?

2日目へ続く・・・

初めてのアメリカ東海岸♪

12月4日仕事が終わってから成田空港至近の日航ホテルに向かいます。

このホテルは空港への無料シャトルバスが20分に一本走っていることと、会員は14日間
駐車場が無料というところです♪

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ホテルにチェックインして遅めの夕食を最上階の「ほかけ寿司」さんにて堪能します。
お供は成田の地酒、その名も「不動」!(^^)!

成田空港を一望できる素敵なラウンジがお隣にありましたが、今回はいろいろ準備がある
ので、そそくさとお部屋に籠ります。

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明けて5日の朝食は成田空港のJAL国際線ラウンジで大好物のビーフカレー🍛
飛行機に乗るだけなので朝からビールとおつまみは明太子!
ああ、朝からビールと言うのは海外旅行の醍醐味です🍺

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今回の旅の目的はペンシルバニア州に「くろがね四起後期型」の取材に行くことです!

拙ブログを読んで興味を持たれた奇特な方が、「ワシントンDCまで来られたら、お車でご
一緒しましょう!」なんてお誘いをくださったので、急遽しっぽをフリフリお出掛けとなりまし
た。

問題はJALはワシントンに直行便がないことです。

ANAなら直行便があるのですが、エコノミークラスでも往復30万円以上掛かりますし、当方
ここ数年ロシアやらチェコやらと飛び回っていたお陰でマイルが溜まっておりまして、これを
使うという使命もありました!

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ということで、シカゴオヘア国際空港で独りぼっち乗り換えと言う初めてのお使いを控え、昨
晩はホテルでその方法を調べていたのであります!

航空会社の当たり前の説明は、英会話に自信のない自分にはあまり役には立ちません!

今回とても助かったのがコチラのサイトです!

昨晩ホテルで初めてじっくり読んで焦りました!

乗り換え時間は1時間50分の余裕があるのですが、ステイタス会員ゲートの利用などを駆
使してもたっぷり60分以上掛かり、他のかたのレポート読んでも72分掛かったなどと書か
れております。

まして、JALの公式案内によるとターミナルを移動する「無人電車」が工事中でシャトルバ
ス利用となります。とのこと・・・混雑の恐れがあるのでお時間に余裕を持ってくださいって
前日に言われても・・・って、前日に調べてる自分が愚かしい(*_*;

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シカゴからワシントンDCまではアメリカンエアーなのですが、こちらにプレミアムエコノミー
がないので、JALもエコノミーとりなります。

本当はビジネスにしたかったけど、一ケ月前を切った予約では空席がなくエコノミーで我慢
ですがここでJALサファイヤ会員の特典でエコノミーの一番前か非常口の足元の広い席が
とれることが判ったのでこんな感じ♪

オフシーズンということもあり、お隣さんは空席で快適でした。

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問題のシカゴオヘア空港の乗り換えは結果オーライの65分!!

そもそも飛行が順調で、予定より10分早く着陸してくれたことが幸いし、入国審査ゲートは
ガラガラで、シャトルバスにもスムーズに乗れました。

ターミナル5からターミナル3へ移動したあとは、優先ゲートが見つからずに通常の保管検
査ゲートに並ぼうとしたら搭乗券チェックで入り口ではねられて、まさかのアメリカン航空
カウンターへ行く羽目に・・・

ここでワシントンロナルドレーガン空港へのチケットを発券してもらったら、JALグローバル
クラブステータス会員が役に立ち、優先登場ゲートを教えてくれました!これで10分から
15分くらいの並ぶ時間が節約できたと思います♪

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最大の難関?を突破してワシントンロナルドレーガン空港で、ワシントン在住の日本人支
援者さまと無事に合流し、ポトマック河畔を走ればワシントン記念塔がお出迎えです!

つづく・・・

アメリカ海兵隊M274A5メカニカルミュール2台売ります!

弊社で再生作業完了したM274A5を2台放出します!

もう一台ありますが、そちらは将来戦車博物館が開館した際に運搬車として使用するため
に手元に置きます。

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もともとがデッドストックで程度が良かったこともありますが、錆落としして再塗装したら新車
みたいになりました。

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エンジンもバッチリです。

小型特殊登録済みですが、公道走行には保安部品の取り付けと、自賠責保険に加入が必
要です。

詳細はヤフオクに出品中ですのでご覧くださいませ♪

デロリアン・オーナーズクラブ・ミーティング@お台場

本日は朝からいそいそと売り物のデロリアンにガソリンを満タン給油して、一路東名高速
を東に飛ばします♪

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到着した先はお台場の船の博物館駐車場・・・では、「一列に並べないでください」と管理
人さんに申し渡されたので、すごすごと幹事さんに従って移動(*_*;

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10分程走って、江東区立若洲公演の駐車場に無事に整列することができました(^^)/

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子供連れの家族も多く、通りがかりの来園者とのお話も盛り上がり楽しい時間を過ごしま
した。

クラブ公式行事としては、年に一度の集まりですからメンバーの話も盛り上がります♪

自分は10年ぶりくらいの参加となりましたが、コアメンバーは変わっていないところに執念
というか・・・、情熱ですね、はい。その怨念・・・じゃなくって、情熱にふれてたまにはドライ
ブも楽しいなあ~と思った次第。

来年は月に一回くらい旧車系のイベントに顔を出してみようと思うのでした♪
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

NPO法人
防衛技術博物館を創る会

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