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「兎島ミーティング」無事に終了いたしました♪

本当のところ、実験的意味合いが強く、告知は原則Webのみという流れで実施して初めてのイベント「兎島ミーティング」がご来場者のご協力でなんとか無事に終了いたしました。無事にといっても、久しぶりのイベント開催で、忘れ物やうっかりミスの連続で反省点は多いのですが・・・( ゚Д゚)

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何はともあれ、大きな事故もなく、運営公式発表の来場車数は204台、来場者は300名ほどとのこと。来場ドライバーの年齢は19歳から74歳まで、西は大阪から東は宮城県からのご来場がありました。「侘び錆」の味わい深い骨董四駆から、レストア済みの「美魔女」まで様々なクルマのご来場を頂いたこと、そして若い(30代前半以下)の来場が多かったことも明るい話題です。


富士総合火力演習の本番日に実施するというのも、場所柄どうしてもやってみたかった要素です。思惑通り、着弾地からの土煙りや砲撃音&着弾音に加え、低空進入するP1対潜哨戒機や対地攻撃のためにフライパスするF2戦闘機もバッチリ視認でき、F2戦闘機は帰投時に上空を通過し、ジェット音を堪能できました。

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自分も初めて視認した陸自のオスプレイは、ヘリモードで近所をクルクルしていたのですが、なかなか会場上空に来てくれません。
諦めかけていたところ、飛行機モードで結構な速さで会場上空をフライパスしてくれました。

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ブ~ンという独特の低周波音を響かせて畑岡方面に飛んで行きました!!

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今回は会場整理に取り付け道から駐車場まで、プロのガードマンさんを配置!

元弊社社員の洋ちゃんが頑張って仕切ってくれました。

コストは掛かりますが、やっぱりプロは慣れているし誘導が上手い!

我々運営スタッフはその分、来場者やお客様とのお話をする時間も増えるので、次回以降もこのパターンで行こうと思います。


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今回個人的に一番嬉しかったのは、M151A2の2台連れ様。やっぱり、このエンジン音に惹かれますね。

ご覧のとおり、キューベルワーゲンや自衛隊パジェロ、米軍ハンビー、英軍ディフェンダーもご来場いただきまして、ミリタリー系も十分楽しませて頂きました。

さて、今回の結果を踏まえて次回以降のイベント開催方向を検討して参ります。次回、みなさまと再びお会いできることを祈念して、取り急ぎご来場御礼まで!

静岡ホビーショーに行ってきました♪

二年ぶりの一般公開の開催となった「第60回静岡ホビーショー2022」に出展のため、ツインメッセ静岡に行ってきました。今回は事前登録の入場制限もあったためか、混雑もそれほどでは無いにも関わらず、濃いメンバーが集った感じでした。

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自分がサボっているのでミリタリー系の新刊が無いカマド出版のブースです。ということでメインはキュリアス誌でした!!

夜の懇親会は少人数で三密回避でとなると・・・個室料亭ということで静岡の老舗「求友亭」さんにて開催。

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美味しいお食事に舌鼓を打ちながら、広いおお座敷では清水芸者のはぎの姐さんの三味線で静岡と言えばの「茶っ切り節」を堪能して参りました♪

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ワイワイガヤガヤとは無縁の空間をゆっくり堪能して、5月決算の怒涛のカマド自動車に戻って参りました!?

さて、5月も後半戦です。気張って行きましょうヽ(^o^)丿

M422A1マイティマイト、「ついに自走しました」の巻

いろいろ悩んだ末に、フロントウィンカーマーカーはトラック用の汎用品に変更しました。

こちらの方がボディラインや丸目ライトとケンカしないですんなり収まっていると思いますが、いかがでしょうかね?

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そして2015年初めに埼玉県入間市のITFさんから嫁いできて7年経過してついにこの日を迎えることが出来ました!
感動の瞬間と言いたいところですが、公道復帰までには車検取得などハードルが残されており、現場作業は淡々と進んでおります。


抹消謄本によると、平成4年8月で車検が切れております。

ということは計算すると公道復帰は実に30年ぶりとなります。クルマ本体も還暦を迎えておりますが、クルマ人生の半分は車庫で眠っていたことになりますから、令和の時代にタイムスリップしてさぞかし驚いていることでしょう!?

インターメカニカ製キューベルワーゲンの備忘録

ご縁があって仲介させていただいたIM製キューベルワーゲンの備忘録と、今後ご購入される方に参考として情報を記します。

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今回仲介させて頂いた個体は、ワンオーナーの車庫保管で、走行距離5000km未満という極上の個体でした。とはいえ、初年度登録は平成13年(2001年)ですから、製造から20年以上経過しております。この間、ゴム製部品を始めとした消耗品は交換されています。

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で、今回手こずった燃料残量警告灯センサー部分を記録しておきましょう。これはオリジナルにはない機能で、IMレプリカのみに付いています。場所はフロントのスペアタイヤを外した陰にあり、通常では見えません。

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現車の症状としては、ガソリンを満タンにするとガソリン臭がするのと、車体下部にガソリンが漏れるという危険な状態。さっそく燃料センダーユニットのパッキンを疑って分解するとご覧のとおり手作り感満載のパッキンからガソリン漏れしていました。

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左がFLAT4さんに手配した新品部品、右が使用されていたパッキン。耐油性の材質のようですが、加工が雑でこれでは危険です。何よりFLAT4さんで新品入手可能ですから、クルマ屋さんとしての見識の問題でしょうか?変わったクルマの部品は入手不可能と決めつけて、なんでも手作りすれば良いということではありませんね。

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こんな感じで診断、原因特定、部品注文、そしてパッキン交換を行ってガソリン漏れの修理は完了しました。


ここからはIMキューベルの弱点を記載。中古購入時のチェエックポイントです。

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まずはリアマフラーのサイレンサー部分。左右バンクから集約されて、右後方に設置されています。こちらが設置位置が低く、形状から内部に水が溜まりやすい形状ということもあり、床が舗装されていない場所に駐車している個体は軒並み錆による腐食で穴が開きます。このマフラーは一品モノで入手困難なため、穴が開くと切り張り溶接での補修となる可能性が高いので要確認です。

とにかく、地面や砂利の駐車場は旧車には大敵です。また、週に一度は30分以上連続走行することでエンジンやマフラーに熱を入れて湿気を飛ばすことが出来ます。ちょっとコンビニまでお使いに往復という使い方が一番マフラーに水を呼びますので、旧車の使用方法としてはNGです。出来るだけ避けましょう。

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もう一つ消耗品として割り切りが必要なのがドライブシャフトブーツです。写真ではリフトアップした状態なので、一番角度がきつくなっているので極端な状態かもしれませんが、荷重が掛かっている状態でも最低地上高を稼ぐために通常のVWビートルよりもかなり角度がきつくなっています。このために使用頻度が高い個体は車検の度に左右4か所のドライブシャフトブーツのどこかが切れている感じですね。この部品もFLAT4さんで入手う可能で、交換も車検、点検時に比較的簡単にできますので、あまり神経質になることはありません。備忘録として記しました。

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最後に、エンジンを下から眺めたところです。この個体はオイル漏れもなく、20年経過したとは思えないくらい綺麗ですね。空冷VWには出来るだけ鉱物油20w-50等の硬めの指定オイルを使用しましょう。オイルは高価であれば性能が良いわけではありません。レーシング用の化学合成油には旧車のエンジンに使用される古いゴム製パッキンを溶かしたり、逆に硬化させたりする副作用をもたらす添加剤が入っていることもあります。最近の低燃費車用オイルを間違って入れたりすると、エンジン各部からオイル漏れを誘発するばかりか、エンジン本体を破損する恐れもあります。お気を付けください。

さて、そろそろ新オーナー様がお引き取りに見える時刻です。いそいそとその準備に入りましょう。
楽しみですね♪

GW前のカマド本社点描

折角のGWだというのに、前半はハッキリしない天気が続くようです。

わが社の社員にもおりますが、御殿場地区も第二種兼業農家さんが多く、この時期は御殿場地域では田植えを迎えます。GWの一週間ほど前から田おこしをする風景が見られ、GWには田んぼに水が入って代かき、そして家族総出で田植えをする風景が見られますが、雨が降ると恨めしそうに軽トラで見回りする姿が気の毒なのです・・・

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そんなGW直前に、管理ユーザーさんの1942年式キューベルワーゲン前期型が車検入庫。折から個人間売買の名義変更と納車整備で入庫中のインターメカニカ製レプリカと駐車場で2台並びという、わが社では良く見る風景に出入り業者がビックリの図。ああ、やっぱりキューベルは良いですね。そろそろ50歳を回り道楽クルマの運転人生も暦一回りで終わりかな?と思う昨今、最後の軍用車はやっぱりキューベルかな?

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そして懸案の震災工作車。破裂した油圧ホースは一品モノで製作交換しましたが、なぜは前進、後進しかしない・・・検証の結果、左側の履帯しか駆動していないことが判明・・・これから原因を探りますが、重量16トンといえば九七式中戦車と同じです。本当に何をするにも一苦労ですが、良い勉強になります。紙の上の知識だけでペラペラ装甲とか、貧弱とか言うのは簡単ですが、当時の機材と設備を想像すると、先輩方は頑張ったとしか言いようがありません。30トン級のM4シャーマンを大型トラックと同様に大量に運用したアメリカが尋常ではないのです。勉強すべきは兵器個々の性能より、それらを支える部分だと実感中です。


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閑話休題。M422A1マイティイマイトのセミレストアが終わったようです。GW明けには車検取得して公道復帰となるでしょう!しばらくは愛車として乗り回すつもりです。問題は入間市の前オーナーの墓前にどうやってエンジン音を響かせに行くか?という点ですね。積載車に乗せていくのは反則技っぽいし、かといって高速走行は不安だし他車に迷惑。ここはノンビリと一般道でドライブか?果たして日帰りできるんだろうか?
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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