ファインモールド社へ

ここは愛知県某所にある、プラモデルメーカー「ファインモールド」さんの応接室。その筋では日本戦車研究家としても有名なS社長の秘蔵資料を手にするのは、これまたその筋では有名な軍事ライターの古是三春さんと、編集者の小泉さん。とても濃いです。資料もメンバーも・・・。

手にする資料が気になるので、もう少し近づいてみましょう。・・・なにやら漢字とカタカナで難しいことが書いてあります。日本軍の戦車についての資料のようですが、やはり良く分からないので、さらにアップで・・・

「チリ車説明図」と書いてあります・・・チリ紙交換の車か?と思った貴方には全く価値のない紙屑ですから、間違っても捨てないようにしてください。判る人、興味のある人はすでにPCモニターに顔が近づいています。さらに古是さんが手にする資料には「チト車」と書いてあります!!残念ながら内容はこのブログでアップ出来るような軽いものではありません。いずれ「ファインモールド」さんから「四式中戦車」のプラモデルが発売されるまで楽しみに待ちましょう。
しかし、「見ていいよ」と言われても、手にするまでに心の準備に数分掛かりました。今は昔、某戦車雑誌にチト車の四面図を描いた過去もあるので、思い入れのある戦車なのです。最近、一次資料に触れる機会が増えていますが、これはおそらく世界にたった一冊の国宝級!!手と心が震えました。S社長、貴重なお時間と資料閲覧ありがとうございました。