ハイブリッド車セミナー

好き嫌い、良いとか悪いとかに関わらず、国のエネルギー政策の一環として今後ますます販売台数が伸びるハイブリットカー。その仕組みとメンテナンス上の注意点を勉強するために、「あいおい損保自動車研究所」の鈴木先生に講師をお願いして午後からお勉強会を実施しました。


座学のあとは20型プリウスと30型プリウスを並べての実車講習です。通常メンテはともかく、事故車両入庫時の注意点などは真剣に聞き入ります(当然ですね)。エコカー補助金制度の導入後、売れに売れているハイブリット車ですから、数年以内にはワゴンRやカローラを扱うような頻度での入庫整備が発生します。個人的には国の自動車政策、税制思うところ多々ありますが、実際に講習を聞き、ハイブリット車の制御システムや回生ブレーキシステムが今後の燃料電池、電気自動車の技術のコア技術だと判れば、技術立国日本の進むべき一つの道であることは理解できます。
ハードとソフト両面で脱化石燃料自動車で21世紀をリードすることも大切ですが、メンタル面でも古いものはダメ、新しいものは良いという単純思考を見つめ直し、欧米並みに自動車を文化へ昇華させて欲しいところです。