待ちに待った、二度目の英国訪問です♪
8月6日(金)の朝、羽田空港のサクララウンジでJALカレーを堪能してから機上の人となりました。

コロナ禍の羽田空港では出国手続きに時間が掛かるのではないかと危惧して、朝6時のカウンター受付開始と同時にチェックインしましたが、手荷物預け入れから出国ゲート通過まで15分足らずで終了し、拍子抜けしてラウンジで2時間ほどボケ~っとすることになりました。今回の旅の目的地であるイギリスへは日本からの渡航制限なしとなっており、何とも緊張感のない出発となりました。

着席してフライトマップを見ると、ウクライナ情勢によりロシア上空を避けてアンカレッジ方向を目指して太平洋を北北東へ進んでいるのにビックリ。これは片道15時間以上掛かるわけです。北極件圏というより、北極点を通過してるので、英国への進入もほぼ真北からとなりました。到着した英国ヒースロー空港の入国検査は自動ゲートの機械顔認証が成功率5割といったところで国籍人種問わずみなさん悪戦苦闘しており、5分ほど機械と格闘したのちに有人ゲートに向かう人も多く、結局は長蛇の列。ご多分に漏れず自分も三回やり直してNG表示で有人ゲートへ・・・片言英語で切り抜けて無事に英国に到着しました。
「旅」と「旅行」は違うと頭では認識はしているものの、自分は「旅」なんて予定も立てずに出掛けることが出来る性格ではありません。特に海外に「旅」に出るなんてありえません!しかし今回の旅行は目的地こそ決まっていますが、英国人のオリバー・バーナム氏に宿手配を託したので、オリバー亭に到着するまで投宿先もわからぬまま、また5泊6日の予定もお任せのまま、一路オリバー氏のホームタウン、ドーセット州シェアボーンの町へ向かいます。

シェアボーンは1000年以上の歴史ある街で、街並みを眺めるだけでもテーマパークのようです。英国では自宅前道路での路上駐車が普通なので、この環境でどうやってBEVを普及させているのか謎です。普通にテスラも路駐でした。すれ違う車はドイツ車やアメ車が多く、テスラモデルS、X、3、Yは日本より目にする機会が多かったです。3時間ほどのドライブの間に、ヒョンデのアイオニック5も数台すれ違いました。

そして8月8日(月)に3年ぶりに九五式軽戦車と再会しました。まずはティータイムというのが英国ならではです。しかも夏の暑い日にホットティーというのがちょっと日本人と通じる感性ですね。美味しい紅茶で長旅の疲れも吹き飛びます♪
前回2019年6月に訪英した際に、受領検査で判明した未整備箇所(大きなところではエアークリーナーケースの未固定、運転席各種メーターの不作動、バイザーの防弾ガラス未装着など8か所ほど)の作業進行状況の確認、エンジン始動並びに停止手順の確認と、運転操作、そして給油ポイントや各種コックの操作手順の習得が目的です。
とはいえ、英国も2020年から2022年春先までは武漢熱によるロックダウンで動きがとれず、実際に作業が始まったのは今年春先からという状況です。もちろん、ロックダウン中も部品製作は少しずつ続いていたので、タンクフェストでの最後の走行展示終了後にボービントン戦車博物館から、プライベートガレージに移動して組付けや調整作業が進んでいることが実際に確認できました。

ガレージの地主さんも日本人が来たと聞いてワンコを連れて遊びにいらっしゃいました。飼い始めて一か月ほどのコペを日本に残してきたので、寂しいなあ~と思っていたところに期せずしてワンコ成分補充させて頂きました!

ドーセット州2日目はボービントン戦車博物館へご挨拶に上がりました。リチャード館長はじめ、学芸員長のデイビットさん、展示主任のクリスさんたちと一時間ほど懇談し、御殿場にどのような博物館を創るべきか?気を付ける点や、彼らが工夫している点など熱く語ってくれたことに感動しました。現物展示だけではなく、資料を収集保管するアーカイブも重要だから見て行けとのことで、翌日はアーカイブを訪問。すると九五式軽戦車に関する資料が用意されており本当に心配りに感謝しかありません。もちろん全て英語の資料ですが、英軍、米軍、豪軍がそれぞれ九五式を捕獲した際に作成したレポートの詳細さに驚くとともに、この資料が無かったら今回の修復作業も完了できなかったというバーナム氏の言葉に頷くばかりです。
ビックリしたのは、日本戦車の父といえる原乙未生(ハラトミオ)さんとのやり取りした1970年代から80年代にかけての記録があったこと。九五式開発のコンセプトなどを語っています。もちろん英語なので、日本語に翻訳したいなあ~と思いました。
もちろんタミヤホールは健在で、記念撮影も実施♪ 博物館職員さんが「ミスタータミヤはお元気ですか?」と聞いてくれるのが嬉しっかったですね。当然「はい、お元気です」と回答しました!

美味しい食べ物とビールに目がない自分は、英国に来たらコレ!の「フィッシュ&チップス」をイングリッシュパブで堪能したことは言うまでもありませんね!?
そんなこんなのドーセット州での5日間はあっという間に過ぎ去って、日本への輸送を引き受けて下さった海運会社の英国事務所へ挨拶するために、12日(金)はロンドンへ移動して近代的なオフィスビルで担当者にご挨拶。やっと里帰り実務のスタートラインに立ちました。これからまだまだ時間はかかりますが、引き続き皆様のご支援をよろしくお願い致します。

コロナ禍の羽田空港では出国手続きに時間が掛かるのではないかと危惧して、朝6時のカウンター受付開始と同時にチェックインしましたが、手荷物預け入れから出国ゲート通過まで15分足らずで終了し、拍子抜けしてラウンジで2時間ほどボケ~っとすることになりました。今回の旅の目的地であるイギリスへは日本からの渡航制限なしとなっており、何とも緊張感のない出発となりました。

着席してフライトマップを見ると、ウクライナ情勢によりロシア上空を避けてアンカレッジ方向を目指して太平洋を北北東へ進んでいるのにビックリ。これは片道15時間以上掛かるわけです。北極件圏というより、北極点を通過してるので、英国への進入もほぼ真北からとなりました。到着した英国ヒースロー空港の入国検査は自動ゲートの機械顔認証が成功率5割といったところで国籍人種問わずみなさん悪戦苦闘しており、5分ほど機械と格闘したのちに有人ゲートに向かう人も多く、結局は長蛇の列。ご多分に漏れず自分も三回やり直してNG表示で有人ゲートへ・・・片言英語で切り抜けて無事に英国に到着しました。
「旅」と「旅行」は違うと頭では認識はしているものの、自分は「旅」なんて予定も立てずに出掛けることが出来る性格ではありません。特に海外に「旅」に出るなんてありえません!しかし今回の旅行は目的地こそ決まっていますが、英国人のオリバー・バーナム氏に宿手配を託したので、オリバー亭に到着するまで投宿先もわからぬまま、また5泊6日の予定もお任せのまま、一路オリバー氏のホームタウン、ドーセット州シェアボーンの町へ向かいます。

シェアボーンは1000年以上の歴史ある街で、街並みを眺めるだけでもテーマパークのようです。英国では自宅前道路での路上駐車が普通なので、この環境でどうやってBEVを普及させているのか謎です。普通にテスラも路駐でした。すれ違う車はドイツ車やアメ車が多く、テスラモデルS、X、3、Yは日本より目にする機会が多かったです。3時間ほどのドライブの間に、ヒョンデのアイオニック5も数台すれ違いました。

そして8月8日(月)に3年ぶりに九五式軽戦車と再会しました。まずはティータイムというのが英国ならではです。しかも夏の暑い日にホットティーというのがちょっと日本人と通じる感性ですね。美味しい紅茶で長旅の疲れも吹き飛びます♪
前回2019年6月に訪英した際に、受領検査で判明した未整備箇所(大きなところではエアークリーナーケースの未固定、運転席各種メーターの不作動、バイザーの防弾ガラス未装着など8か所ほど)の作業進行状況の確認、エンジン始動並びに停止手順の確認と、運転操作、そして給油ポイントや各種コックの操作手順の習得が目的です。
とはいえ、英国も2020年から2022年春先までは武漢熱によるロックダウンで動きがとれず、実際に作業が始まったのは今年春先からという状況です。もちろん、ロックダウン中も部品製作は少しずつ続いていたので、タンクフェストでの最後の走行展示終了後にボービントン戦車博物館から、プライベートガレージに移動して組付けや調整作業が進んでいることが実際に確認できました。

ガレージの地主さんも日本人が来たと聞いてワンコを連れて遊びにいらっしゃいました。飼い始めて一か月ほどのコペを日本に残してきたので、寂しいなあ~と思っていたところに期せずしてワンコ成分補充させて頂きました!

ドーセット州2日目はボービントン戦車博物館へご挨拶に上がりました。リチャード館長はじめ、学芸員長のデイビットさん、展示主任のクリスさんたちと一時間ほど懇談し、御殿場にどのような博物館を創るべきか?気を付ける点や、彼らが工夫している点など熱く語ってくれたことに感動しました。現物展示だけではなく、資料を収集保管するアーカイブも重要だから見て行けとのことで、翌日はアーカイブを訪問。すると九五式軽戦車に関する資料が用意されており本当に心配りに感謝しかありません。もちろん全て英語の資料ですが、英軍、米軍、豪軍がそれぞれ九五式を捕獲した際に作成したレポートの詳細さに驚くとともに、この資料が無かったら今回の修復作業も完了できなかったというバーナム氏の言葉に頷くばかりです。
ビックリしたのは、日本戦車の父といえる原乙未生(ハラトミオ)さんとのやり取りした1970年代から80年代にかけての記録があったこと。九五式開発のコンセプトなどを語っています。もちろん英語なので、日本語に翻訳したいなあ~と思いました。
もちろんタミヤホールは健在で、記念撮影も実施♪ 博物館職員さんが「ミスタータミヤはお元気ですか?」と聞いてくれるのが嬉しっかったですね。当然「はい、お元気です」と回答しました!

美味しい食べ物とビールに目がない自分は、英国に来たらコレ!の「フィッシュ&チップス」をイングリッシュパブで堪能したことは言うまでもありませんね!?
そんなこんなのドーセット州での5日間はあっという間に過ぎ去って、日本への輸送を引き受けて下さった海運会社の英国事務所へ挨拶するために、12日(金)はロンドンへ移動して近代的なオフィスビルで担当者にご挨拶。やっと里帰り実務のスタートラインに立ちました。これからまだまだ時間はかかりますが、引き続き皆様のご支援をよろしくお願い致します。