予備タンク

さて、小淵沢までの遠距離出動にあたり、40リットルの内蔵タンクでは心もとないので予備のジェリ缶を装着。チェコ人が気前よく前後二つ付けてくれたうちの一個は1943年製の車に合わせた当時ものなので飾りとしてリヤ側に搭載。使い勝手のよさそうなフロント側には70年代製造のものを実用で付けてみました。とは言え、自分と変わらない年齢なので、キャップのゴムは劣化していて漏れそうな予感・・・そこで思い出したのが、ITF社の石川さんのブログ。たしかNATO軍ジェリ缶の交換用ゴムパッキンを大量に輸入したとか言う記事を読んだ覚えが・・・早速、弊社骨董四駆番頭を通じて問い合わせると、やはりありました!

ジャジャ~ン!こちらが新品パッキン。形はまったくもって同じ。どうもマニアと言う人種は偏った考えに支配されがちで(自分もその一人ですが・・・)、ジェリ缶は実用品ではなくコレクションアイテムと思いこみ、このような補修部品があるという方向に想いが至りません。実際に入手してみればコロンブスの卵です。
交換してみると、折からの猛暑でアツアツの鉄缶に気化したガソリンが完全に密封されて缶本体が膨らむほどの密閉度です♪なにしろラックから取り出せなくなり焦ったくらいです。落ち着いて蓋を開けてガスを逃がそうと考えが至るまで、力任せに引っ張っていたのは内緒です(笑)
逆に目的地の清里高原で一度開けてみたので、平地に帰ってくると気圧の関係で微妙に側面が凹む程の密封度が得られました。ドイツ軍タイプのジェリ缶を実用しようと思う方、ITFさんにてこのパッキンを購入、交換することをお勧めです!!
ITFさんのホームページはこちら