チェコ一日目・・・濃いです♪

いよいよチェコの旅が始まります。AM8:30にホテルロビーで、キューベルワーゲンの部品調達で5年以上のお付き合いになる、イヴォ・ポシピシールさんと待ち合わせます。イヴォさんが見つけてくれた通訳のレニーさんが居るので、スムーズに自己紹介。片言のチェコ語であいさつします。そして、第一目的地「レシャニー軍事技術博物館」へ向かいます。運転手がイヴォさん。


プラハから車で約一時間。片田舎?いや、とっても田舎にある博物館ゲートに到着。実はこの博物館、9月は週末のみの開館で、月曜日は一般公開していません。今回は英国人のオリバー・バーナムさんの紹介で、イヴォさんに連絡を取ってもらったボティークさんがコネクションを使って特別に見学の許可を取ってくれました。ゲートで中に声をかけているのがボティークさん。
さて、中に入れるか少し不安でしたが問題なく入門。しかも、出迎えてくれた技術部長のシーコラさんが専属で案内してくれるというVIP待遇です。
シーコラさんによると、この博物館は軍の施設として10年前の2000年に開館、現在もコレクションを増やしてる最中で、展示方法や場所も少しずつ変わっているとのこと。確かに、模型雑誌やタミヤニュースで読んだ内容より大分充実しています。


10年ほど前から、アメリカがチェコ国内にレーダーサイトを作りたいと言ってるそうで、アバディーンにあった「シュコダ35t」を返してくれ!と館長が言ったらすぐにプレゼントしてくれたとのこと。でも、まだレーダーサイトは作らせないんだ♪とシーコラさんは笑って言います。日本人もいろいろと大人になって、学習しなくてはいけない気がしますね。シュコダ35t戦車は3年前に里帰したそうで、現在もコツコツとレストア作業が続いています。
アバディーンのドイツ軍戦車はドイツへ、チェコの戦車はチェコへ帰国を果たしました。アメリカの空のもと、日本の戦車はいまだ帰らず・・・しかし、自分は忘れていないし、志を同じくする人も多いはず・・・いつかは日本へと。
さて、この博物館は戦車だけでも見ごたえ十分です。T34/76は自分は初めてなので、ちょっぴり感激。やはりT34/85は改良型なので、初めてみる76はスマートで、機械としてのスマートさは各段に上。43年型砲塔と、チャビヤリンスク砲塔を見比べられるのも一興。その他、プラガ38t、M4A1シャーマン、クロムエル、さらには予想外の四号J型。M47、M48、M60パットン、レオパルド1、センチュリオン、チーフテン、メルカバMK1と西側戦車が続き、T55やT72は数両づつ並んでいて有難味が薄れるほどです。T72はやはり初めてのご対面なので、冷戦時代のソ連のイメージもあり怖かったです。


レシャニーでたっぷり二時間ほど見学して、お次はボティークさんの工場へ向かいます。
外見からは想像できない広い倉庫に、キューベルワーゲン、シュビムワーゲンから始まって、ドイツ軍ハーフトラックがレストアされています。各国の博物館や個人から仕事を受けているそうで、Sdkfz251が2台同時にレストア中でした。作業の進行具合が伺えます。

さらに奥のスペースではsdkfz10/4デマーグ7がレストア中でした。
ちなみにsdkfz251は3000万円ほどでレストア済みの車両が購入できるそうです。気になる1tハーフトラックsdkfz10は人気があってさらに高いとか・・・やはり個人で持て余す大きさになると安くなるようです。
装甲板がある車両の日本への輸入は難しいですが、本気で興味のある方はご相談に乗ります。お問い合わせください。
一日目にして既にお腹一杯な気配ですが、まだまだ旅は始まったばかり・・・♪
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お気を付けて、楽しい旅を!
>リエナクターズギアさま
とんでもなく楽しい旅を満喫しています。
現状の売り物情報は、小さい順にDKW350バイク、ゴリアテ、ケッテンクラート、キューベルワーゲン、タトラT57K、OT-810、T-72といったところです。かなり刺激的な国です、チェコは・・・
とにかくあと5年くらいが勝負といったところでしょうか?
ボディーはどんな車種でも作ってしまう技術に驚きですが、シャーシやギヤボックスはコスト面でも技術面でも作るのが難しいそうで、ベース車両は品薄状態になってきているそうです。ドイツ軍用車両を入手するには円高の今がチャンスですし、物理的にもあと数年が良いタイミングでしょうか?
とりあえず、今回数人のチェコ人と名刺交換できたので、ルートは確保できました♪
とんでもなく楽しい旅を満喫しています。
現状の売り物情報は、小さい順にDKW350バイク、ゴリアテ、ケッテンクラート、キューベルワーゲン、タトラT57K、OT-810、T-72といったところです。かなり刺激的な国です、チェコは・・・
とにかくあと5年くらいが勝負といったところでしょうか?
ボディーはどんな車種でも作ってしまう技術に驚きですが、シャーシやギヤボックスはコスト面でも技術面でも作るのが難しいそうで、ベース車両は品薄状態になってきているそうです。ドイツ軍用車両を入手するには円高の今がチャンスですし、物理的にもあと数年が良いタイミングでしょうか?
とりあえず、今回数人のチェコ人と名刺交換できたので、ルートは確保できました♪