チェコ2日目の午後
昼食を済ませたあと、かなり走るのかな~?と思ったら、5分で次の目的地へ到着。
幹線道路に面したガレージにシュビムワーゲンが鎮座しているのですぐに分かります(笑)

ヴァーブラさんはコレクションの一部を売りたいそうで、いろいろと情報を頂きました。まずはケッテンクラート前期型。状態は良いです。レストアの仕上がりも悔しいですが自分のものより数段上・・・気になる価格は12万ユーロだそうです。どなたか買いませんか?

お次はケッテンクラートのリビルトエンジン。自分のケッテンには欠品となっているオイルフィルターシステムなど完全なオペルオリンピアエンジンです。これは自分が購入する方向でお話します(笑)

そして笑っちゃいますが、ゴリアテも売りものです。初期型のエンジンタイプで、もちろんオーバーホール済みでエンジンもばっちり、リモコンボックスのみ欠品なので、ハンドメイドで作ったものが付属します。当然操作は問題なくできますし、使わないと思いますが起爆スイッチもあります・・・これは輸入できるのでしょうか?気になる価格は5万ユーロ。以前、売りにでた電動タイプは1000万円を超えていたのでお安いかな?
他にもDKW350オートバイやタトラT57Kキューベルワーゲンなど気になる売り物情報もありました。購入するなら円高の今がチャンス!また、コレクターさんも勢いで集めたコレクションの整理に入っているようです。リーマンショック以降の欧米富裕層コレクターへの販売が落ち込んでいるのも一因らしいので、時期的にもチャンスのようです。
いろいろと気になるガレージを後にして、2日目の最終目的地にして、今回の旅の主要目的地「Kdf-Osince」へ向かいます。

5年ほど前からメールの遣り取りが始まり、ついにリファービッシュキューベルを購入するに至った経緯もあり、今回の旅で3日間運転手とガイドを引き受けてくれたイヴォ・ポシピシールさんと記念撮影。
この場所で自分のキューベルも組み立てられたのです。感慨深いです。

今回、詳細に会ってお話を聞いたところ、戦時中の金型が残っているというのは都市伝説でした・・・実際にはすべてリバースエンジニアリングで新規に制作しているとのこと。実際にドアパネルも4つほどの工程を経て作られているのを見てびっくりです。キューベルでボディー&シャーシの80%ほどを新造、シュビムでは90%以上を新造し、残りがオリジナル部品を使っているとのこと。サスペンション、ギヤーボックスは逆に90%以上オリジナル部品を使用するので、ベースとなる車体がなくなればリファービッシュキューベルもシュビムも作れなくなるそうで、キューベルについては常時数台のベースを確保しているので、これから数年は受注できるそうです。しかし、シュビムについては現在1台しかベースが確保できていないそうで、今後の入手も難しくなるなるそうです。

今年に入ってから、下地処理を電着塗装でするようになったそうで、これがその第一号のシュビムのボディー。当然スプレーサーフェーサーとは錆止め効果が段違いでしょうから羨ましい限り。自分のリファービッシュキューベルはスプレーです・・・。まあ、このように工程が増えれば価格に反映されるので痛し返しですが、品質を上げて行こうと工夫を重ねている姿勢は好印象です。やはり中国製の安い工業製品にチェコの産業界もダンピングの嵐が吹き荒れているそうで、品質にこだわることが生き残りにつながると言う点では日本と同じですね。
Kdf-Osnice公認代理に勝手に昇格したカマドの取り扱い商品も幅が広がりそうな予感です。しかし、今回の旅で思うのは、好きでやっている人がいなくなればお終い。「いつかきっと!」も良いけれど、いま決断する勇気が夢の実現への第一歩ということ。それから、できない理由はいくらでも簡単に見つかるけど、本気になれば大抵のことは何とかなるということを実感しました。
さて、明日は最終日です。何が待っているでしょうか?
幹線道路に面したガレージにシュビムワーゲンが鎮座しているのですぐに分かります(笑)

ヴァーブラさんはコレクションの一部を売りたいそうで、いろいろと情報を頂きました。まずはケッテンクラート前期型。状態は良いです。レストアの仕上がりも悔しいですが自分のものより数段上・・・気になる価格は12万ユーロだそうです。どなたか買いませんか?

お次はケッテンクラートのリビルトエンジン。自分のケッテンには欠品となっているオイルフィルターシステムなど完全なオペルオリンピアエンジンです。これは自分が購入する方向でお話します(笑)

そして笑っちゃいますが、ゴリアテも売りものです。初期型のエンジンタイプで、もちろんオーバーホール済みでエンジンもばっちり、リモコンボックスのみ欠品なので、ハンドメイドで作ったものが付属します。当然操作は問題なくできますし、使わないと思いますが起爆スイッチもあります・・・これは輸入できるのでしょうか?気になる価格は5万ユーロ。以前、売りにでた電動タイプは1000万円を超えていたのでお安いかな?
他にもDKW350オートバイやタトラT57Kキューベルワーゲンなど気になる売り物情報もありました。購入するなら円高の今がチャンス!また、コレクターさんも勢いで集めたコレクションの整理に入っているようです。リーマンショック以降の欧米富裕層コレクターへの販売が落ち込んでいるのも一因らしいので、時期的にもチャンスのようです。
いろいろと気になるガレージを後にして、2日目の最終目的地にして、今回の旅の主要目的地「Kdf-Osince」へ向かいます。

5年ほど前からメールの遣り取りが始まり、ついにリファービッシュキューベルを購入するに至った経緯もあり、今回の旅で3日間運転手とガイドを引き受けてくれたイヴォ・ポシピシールさんと記念撮影。
この場所で自分のキューベルも組み立てられたのです。感慨深いです。

今回、詳細に会ってお話を聞いたところ、戦時中の金型が残っているというのは都市伝説でした・・・実際にはすべてリバースエンジニアリングで新規に制作しているとのこと。実際にドアパネルも4つほどの工程を経て作られているのを見てびっくりです。キューベルでボディー&シャーシの80%ほどを新造、シュビムでは90%以上を新造し、残りがオリジナル部品を使っているとのこと。サスペンション、ギヤーボックスは逆に90%以上オリジナル部品を使用するので、ベースとなる車体がなくなればリファービッシュキューベルもシュビムも作れなくなるそうで、キューベルについては常時数台のベースを確保しているので、これから数年は受注できるそうです。しかし、シュビムについては現在1台しかベースが確保できていないそうで、今後の入手も難しくなるなるそうです。

今年に入ってから、下地処理を電着塗装でするようになったそうで、これがその第一号のシュビムのボディー。当然スプレーサーフェーサーとは錆止め効果が段違いでしょうから羨ましい限り。自分のリファービッシュキューベルはスプレーです・・・。まあ、このように工程が増えれば価格に反映されるので痛し返しですが、品質を上げて行こうと工夫を重ねている姿勢は好印象です。やはり中国製の安い工業製品にチェコの産業界もダンピングの嵐が吹き荒れているそうで、品質にこだわることが生き残りにつながると言う点では日本と同じですね。
Kdf-Osnice公認代理に勝手に昇格したカマドの取り扱い商品も幅が広がりそうな予感です。しかし、今回の旅で思うのは、好きでやっている人がいなくなればお終い。「いつかきっと!」も良いけれど、いま決断する勇気が夢の実現への第一歩ということ。それから、できない理由はいくらでも簡単に見つかるけど、本気になれば大抵のことは何とかなるということを実感しました。
さて、明日は最終日です。何が待っているでしょうか?
コメントの投稿
ドブリデ~ン!
濃い~ですね(^^)
来年はカマドツアーが企画されて、先頭に立ってプラハ近郊を案内している姿が見えます。
良い深みのハマり方ではないでしょうか。
みやげ話を楽しみにしてます。
濃い~ですね(^^)
来年はカマドツアーが企画されて、先頭に立ってプラハ近郊を案内している姿が見えます。
良い深みのハマり方ではないでしょうか。
みやげ話を楽しみにしてます。
>BR103さま
観光ツアーですか?考えなくもないですが、意外と参加者が集まらない様です。
それよりもどうやって今回のコネクションを活かして行くのか?を考えなくてはなりません。
いずれにしろ、来年もチェコには行くような予感がしますので、日程が見えてきたらツアーを募りますか?(笑)
観光ツアーですか?考えなくもないですが、意外と参加者が集まらない様です。
それよりもどうやって今回のコネクションを活かして行くのか?を考えなくてはなりません。
いずれにしろ、来年もチェコには行くような予感がしますので、日程が見えてきたらツアーを募りますか?(笑)