チェコ3日目
チェコミリタリー旅行も最終日となりました。
本日は「Kdf-Osince」と並んで、当初から見学希望だったレハールさんのコレクションへと向かいます。その前にIvoさんの友人が何故かロシアのT34をレストアしてるので見学するか?と聞かれて断るはずがありません!!

連れてこられたのは万国共通の解体屋さん。ジャンクヤードの奥へと進むと解体工場の一角にそいつは居りました。はい、本当にT34/85です。しかもフルレストア中で、すでに2年半経過・・・あと一年は掛かるそうで、オーナーさんはなんで俺はこんなこと始めたのか覚えてない。誰かに「お前は戦車を買った方が良い!」と言われ勢いで購入したとか・・・とにかく、内装もしっかりと手が入りご覧の様にミュージアムコンディションの仕上がりです。

クリスティー型サスペンションの仕組みがよくわかる一枚。ここいら辺の写真は、カマド出版からこの冬発売予定の「ソ連大祖国戦争の戦車」に掲載されるかな?乞うご期待です。

エンジンルームはがらんどうで、燃料タンクを組み付けている最中でした。ミッションと最終減速器は組み付けられていますね。エンジンは・・・と見回すと「ここだよ!」とシートの下からV12ディーセルが現れます。もともと航空機エンジンだった素性が伺えるコンパクトさにびっくり。また、戦前のロシア戦車の心臓部は決して粗製乱造ではなかったと感心したりします。これは・・・当時の日本は負けていそうだな(涙

隣の作業場には砲塔が鎮座してます。こちらは作業完了状態で、車体の完成を待っているようです。内部もばっちりです。ちなみに内装色は白ではくてクリーム色でした。

さらに隣の倉庫には・・・出た~♪今回チェコで出会えると信じていたOT810です!!これは第二次大戦時のドイツ軍ハーフトラックSdkfz251の生産ラインを流用して、チェコ陸軍が空冷タトラディーゼルエンジンに換装、各部を改良して生産していたもので、1980年ごろまで現役だった車両です。最近では映画に251の代役として大活躍!売り物も少なくなってしまい、オリジナルの個体も貴重。かつて日本でも三菱J3ジープがローフド化されてウィリスジープもどきに改造されたおかげで、オリジナルの三菱ジープが絶滅危惧種になっているのと似ています。
日本へ輸入できるかどうかは別として、気になる価格は400万円ということで、Sdkfz251に比べればお安いかな?出来れば色を塗り替えるくらいでオリジナルOT810として維持してくれる人に売りたいそうです。
一年後にはT34が完成するから見に来いよ!と言われ、思わず「ANO!(はい)」と言っちゃいました・・・来年はT34の試乗会かしらん(笑)

午後からはお目当てのレハールさんのコレクション見学へ。倉庫の中には数えきれない車両群が!!
まずはSdkfz251、8トンハーフ、18トンハーフトラックが並びます。251の内部もばっちり!先ほどの0T810と比べると違いが良く分かりますね。

初期型のケッテンクラートも撮影完了。ディテールは「ケッテンクラートレストア日記」にて掲載予定です。

2cmFLAK、BMWR75、ツンダップKS750、ホルヒ1500スタッフカー、クルップボクサートラック、ストーヴァーワーゲン、15cm野砲がズラリ・・・もはやキューベル、シュビムは普通に見えて来てしまい、カメラを向けるのを忘れてしまいます(笑)
最後に美味しいコーヒーを淹れて頂き、レハールさんに日本のミリタリービークル趣味について説明をしたり、今後の車両購入についてお願いしたりとゆったり時間は流れます。
そうこうするうちに、いよいよチェコミリタリーの旅の終わりがやってきました。3日間で1000km走ってくれたイヴォさんと本当にお世話になった通訳のレネーさんと再会を約してお別れします・・・ナスフレダノウ!さようなら!!
本日は「Kdf-Osince」と並んで、当初から見学希望だったレハールさんのコレクションへと向かいます。その前にIvoさんの友人が何故かロシアのT34をレストアしてるので見学するか?と聞かれて断るはずがありません!!


連れてこられたのは万国共通の解体屋さん。ジャンクヤードの奥へと進むと解体工場の一角にそいつは居りました。はい、本当にT34/85です。しかもフルレストア中で、すでに2年半経過・・・あと一年は掛かるそうで、オーナーさんはなんで俺はこんなこと始めたのか覚えてない。誰かに「お前は戦車を買った方が良い!」と言われ勢いで購入したとか・・・とにかく、内装もしっかりと手が入りご覧の様にミュージアムコンディションの仕上がりです。

クリスティー型サスペンションの仕組みがよくわかる一枚。ここいら辺の写真は、カマド出版からこの冬発売予定の「ソ連大祖国戦争の戦車」に掲載されるかな?乞うご期待です。


エンジンルームはがらんどうで、燃料タンクを組み付けている最中でした。ミッションと最終減速器は組み付けられていますね。エンジンは・・・と見回すと「ここだよ!」とシートの下からV12ディーセルが現れます。もともと航空機エンジンだった素性が伺えるコンパクトさにびっくり。また、戦前のロシア戦車の心臓部は決して粗製乱造ではなかったと感心したりします。これは・・・当時の日本は負けていそうだな(涙


隣の作業場には砲塔が鎮座してます。こちらは作業完了状態で、車体の完成を待っているようです。内部もばっちりです。ちなみに内装色は白ではくてクリーム色でした。


さらに隣の倉庫には・・・出た~♪今回チェコで出会えると信じていたOT810です!!これは第二次大戦時のドイツ軍ハーフトラックSdkfz251の生産ラインを流用して、チェコ陸軍が空冷タトラディーゼルエンジンに換装、各部を改良して生産していたもので、1980年ごろまで現役だった車両です。最近では映画に251の代役として大活躍!売り物も少なくなってしまい、オリジナルの個体も貴重。かつて日本でも三菱J3ジープがローフド化されてウィリスジープもどきに改造されたおかげで、オリジナルの三菱ジープが絶滅危惧種になっているのと似ています。
日本へ輸入できるかどうかは別として、気になる価格は400万円ということで、Sdkfz251に比べればお安いかな?出来れば色を塗り替えるくらいでオリジナルOT810として維持してくれる人に売りたいそうです。
一年後にはT34が完成するから見に来いよ!と言われ、思わず「ANO!(はい)」と言っちゃいました・・・来年はT34の試乗会かしらん(笑)


午後からはお目当てのレハールさんのコレクション見学へ。倉庫の中には数えきれない車両群が!!
まずはSdkfz251、8トンハーフ、18トンハーフトラックが並びます。251の内部もばっちり!先ほどの0T810と比べると違いが良く分かりますね。

初期型のケッテンクラートも撮影完了。ディテールは「ケッテンクラートレストア日記」にて掲載予定です。


2cmFLAK、BMWR75、ツンダップKS750、ホルヒ1500スタッフカー、クルップボクサートラック、ストーヴァーワーゲン、15cm野砲がズラリ・・・もはやキューベル、シュビムは普通に見えて来てしまい、カメラを向けるのを忘れてしまいます(笑)
最後に美味しいコーヒーを淹れて頂き、レハールさんに日本のミリタリービークル趣味について説明をしたり、今後の車両購入についてお願いしたりとゆったり時間は流れます。
そうこうするうちに、いよいよチェコミリタリーの旅の終わりがやってきました。3日間で1000km走ってくれたイヴォさんと本当にお世話になった通訳のレネーさんと再会を約してお別れします・・・ナスフレダノウ!さようなら!!