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M151MUTT

IMG_2396.jpg
お客様から継続車検のご依頼があり、M151A2が入渠。
委託販売車両で修理中のA2と、長期在庫のA1と仲良く3台のM151が並んでます。
製造されてから30年も経過すると、一台ごとの個体差が思いのほか大きいことが判ります。
やはり比較することは大切で、程度が「良い」「悪い」というものオリジナル度が高いか、低いかという観点からでは概ね反比例しますし、調子が良い物はかなりの部品が対策品に置き換わっていたりしますからね。
絶版車を比較するとは、残存する個体の特徴を知り、目の前の個体がどのような位置づけにあるのかを判断するという程度の意味でしょう。これを目利きと言ったりするのでしょかね?

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絶版車

絶版車種とは言え車は走ってナンボだと考えているのですが、どうもその様な考えは受入られにくいのでしょうか?
全てがオリジナルである事が古い車の最大評価点なのは判るのですが、それはあくまでミュージアムモデルにおいて求められる要素であって、ユーザーが車を楽しむ際は別だと思うんですけどね。
たとえミュージアムクラスのミントコンディションであってもそれゆえにおいそれと(オーナーであっても)触れない・乗れないのであれば車としての価値は無い気がします。
勿論価値観は人それぞれですけど…

>後手勘
そうですね~。自分もそのつもりでレストアすると、気難しい方からオリジナルを壊したとお叱りを受けます(笑)
ミュージアムコンディションと言っても、スミソニアン博物館クラスでもない限りあやしい車両のほうが多いわけで、個人コレクションでも雰囲気の良い車両はあります。さすがに型式違いのエンジンにスワップしてまで動かすのはダメかと思いますが、機械物は動いてこそ価値ありだと自分も思います。
まあ、人それぞれですから、オリジナル保存に価値を見出すのも、動態保存に価値を見出すのも機械物はどちらも等しく大切なことだとは思います。しかし、寿命のある動物の「剥製」と同じような保存方法は機械の本然からも外れている気がします。やっぱり、エンジンの音あってのマシーンですね。

というわけで、戦車博物館実現の暁には爆音展示会は必須です(笑)
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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