軍事史学会「下田四郎氏講演会」終了

日本には無いかと思っていた「軍事史学会」・・・あるんですね~、驚きましたが、定期講演会も今回が155回目というので更にビックリです。本日はサイパン戦の体験者で、弊社より「玉砕の鉄獅子サイパンからの帰還」を出版させて頂いた下田四郎氏を大阪からお招きしての講演会ということで、主催者様よりの要請で、写真パネル展示と、1/35スケール模型展示、書籍販売と言う事で、カマドも支援に東京へ出動して参りました。

準備が整ったところで、主賓の下田氏と進行役の陸上自衛隊幹部学校の葛原一佐がご入場されました。

会場は決して狭くはないのですが、そう広くもなく?100名を超える来場者で埋まった会場に、遅れて来た数名は立ち見を余儀なくされる形に・・・スタッフ参加である我々も、当然立ち見でした。

講演に先立ち、葛原一佐よりサイパン戦の概況説明があったのですが、流石は自衛隊幹部学校だけあって資料は豊富であり、下田氏も往時を鮮明に思いだすことも出来た様子で、初めて伺うお話も飛び出し、時には笑いも交えて有意義なお話を伺う事が出来ました。
年初めに体調を崩されたとお聞きして心配しておりましたが、相変わらずお元気な様子で安心しました。会場からの離脱はお孫さんと現役自衛官がエスコートされておりますので、鬼に金棒です。
下田氏には「御殿場防衛技術資料館」開館の暁には、テープカットをお願いしたいと密かに考えておりますので、いつまでもお元気で活躍して頂きたく思います。