ここ一週間・・・
地震と津波の報道と、緊迫した状態が続く原発の報道で、ホトホト気が滅入ってしまうので、お待ちかねのケッテンクラートの続報を行ってみますか!

地震の影響で発売が一ヶ月ほど遅れる「ケッテンクラートレストア日記」ですが、おかげでホビーショウ展示へ向けた最後の追い込み修理を掲載できそうです。手始めは右側の最終減速ギヤーです。小さいギヤーはリプロダクション部品で2年前に交換したのですが、大きいほうのギヤーはリプロダクションが存在せず、あきらめていたものです。オイル漏れを誘発していることもあり、勢いでとりあえず分解。

左が今回チョコ共和国から入手した中古良品。右は軸が曲がってしまっています。目で見ても分からないレベルまで、マイクロメーターを使って焼きながら修正してもらって使用していましたが、高速回転時にはブレてオイルが漏れていました。

こちらは二年前に交換した小さいほうのギヤー。オイルシールに当たるカラー部品は再利用したのですが、ここからもオイル漏れが認められるので、部品を問い合わせたところ届きました・・・恐るべし!
左がリプロ新品で真ん中が67年前の部品。当時ものは錆が出ていますね。これは漏れるよな・・・二年前には部品を注文する時間的な余裕がなくて、早く走らせたくて再使用してしまったのです。反省。

さて、左側の最終減速ギヤーも新品カラーに打ち直しを、と思うのですが・・・同じ作業は飽きるので、先にやはりチェコ共和国から届いたリビルトエンジン乗せ換えの準備に着手です(笑)
まずは、エンジンとミッションを分割します。人力では無理なので、工場が休みの水曜日が作業のチャンスなのです。

宙吊りミッションからオイルを抜きます。真っ黒なオイルが出てきますね・・・走行距離は2年間で僅か数十kmなのですが、この汚れ具合は如何なものでしょうか!?
デファレンシャルとエンジンは車体底面にドレンホールがあり、オイル交換を意識した設計なのですが、なぜかミッション下部にはドレンがなく、車体内部にお漏らしさせてビルジから流れるに任せるというなんとも工場を汚す設計なのです。そんな理由で、ミッションオイルの交換はこのように車体からパワーパックを下ろした時にしか行う気がしません。
本日の作業はここまでです。
とにかく前進あるのみ!がんばれ日本!!


地震の影響で発売が一ヶ月ほど遅れる「ケッテンクラートレストア日記」ですが、おかげでホビーショウ展示へ向けた最後の追い込み修理を掲載できそうです。手始めは右側の最終減速ギヤーです。小さいギヤーはリプロダクション部品で2年前に交換したのですが、大きいほうのギヤーはリプロダクションが存在せず、あきらめていたものです。オイル漏れを誘発していることもあり、勢いでとりあえず分解。

左が今回チョコ共和国から入手した中古良品。右は軸が曲がってしまっています。目で見ても分からないレベルまで、マイクロメーターを使って焼きながら修正してもらって使用していましたが、高速回転時にはブレてオイルが漏れていました。

こちらは二年前に交換した小さいほうのギヤー。オイルシールに当たるカラー部品は再利用したのですが、ここからもオイル漏れが認められるので、部品を問い合わせたところ届きました・・・恐るべし!
左がリプロ新品で真ん中が67年前の部品。当時ものは錆が出ていますね。これは漏れるよな・・・二年前には部品を注文する時間的な余裕がなくて、早く走らせたくて再使用してしまったのです。反省。

さて、左側の最終減速ギヤーも新品カラーに打ち直しを、と思うのですが・・・同じ作業は飽きるので、先にやはりチェコ共和国から届いたリビルトエンジン乗せ換えの準備に着手です(笑)
まずは、エンジンとミッションを分割します。人力では無理なので、工場が休みの水曜日が作業のチャンスなのです。

宙吊りミッションからオイルを抜きます。真っ黒なオイルが出てきますね・・・走行距離は2年間で僅か数十kmなのですが、この汚れ具合は如何なものでしょうか!?
デファレンシャルとエンジンは車体底面にドレンホールがあり、オイル交換を意識した設計なのですが、なぜかミッション下部にはドレンがなく、車体内部にお漏らしさせてビルジから流れるに任せるというなんとも工場を汚す設計なのです。そんな理由で、ミッションオイルの交換はこのように車体からパワーパックを下ろした時にしか行う気がしません。
本日の作業はここまでです。
とにかく前進あるのみ!がんばれ日本!!