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高荷義之先生

IMG_0570.jpg
20年ほど前に入手した一枚の絵
タミヤのボックスアート(箱絵)でおなじみの、高荷義之先生の原画です。
高校生のころから、高荷義之先生や小林源文先生の作風に感化された自分の宝モノです。

昨年弊社より発売した「日本陸軍の戦車」のコラムに、高荷先生にご寄稿頂き、その八九式戦車にかける情熱に驚かされましたが、編集担当の吉祥寺の怪人さんを通じて昨日、嬉しいお手紙を頂戴しました。
この度発売した「ケッテンクラート解体新書」を献本させていただいたところ、30年ほど前にM社が輸入した際にレストア計画に関与して苦労した経緯が明らかになりました
M社はバブル崩壊後に消滅していまい、自分のケッテンクラートの素性を調べるのは大変なことで、このようなお話が入ってくるのも出版の醍醐味です。
さらには、軽く目を通すおつもりで本を開いたところ、面白くて最後まで読んでしまった。資料としても十分。とお褒め頂きました

実際「ケッテンクラート解体新書」のように、一車種にテーマを絞ったマニアックな本は売れないと取次ぎ(本の卸し問屋)さんにも言われ、寂しく思っていたところだったので、自分にとって神様みたいな高荷先生から褒められて、リスクを冒して作った甲斐があったと思います
売れる本を作るのが目的ではないので、まずは先達にご評価いただいたことが本当に嬉しいです。
しかし、事業としては赤字は不味いので、何とかそれなりに売れてくれればな~と思ってます。
みなさん!宣伝よろしくです

がんばろう!日本

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わたしの知り合いで、
あまり軍事関係には興味のない人で、
あまりこういう話は買わないだろうから、
こういう本が出ることも
話してなかったんですが。

その人がたまたまホビーショーにいって、
本物ケッテンを見てしまい、
そのせいでおもわず本も購入したそうです。

その人曰く、
軍事関係には興味はないが、
本物を見たことと、
内容を見て、
少年期のプラモデル作りを思い出してしまい
おもわず購入したそうです。

なるほど、
軍事関係でなくても、
本物とプラモ作りという部分をくすぐると
興味が出てくるんだなと思ったしだいです。

高荷先生私も好きなので
いつか機会があったらみてみたいです。

遅くなりましたが

ご出版おめでとうございます。
僕は取次ぎとは異なり、これからはニッチな本の方が需要が高くなるのでは、と思ってます♪
しかしいろいろ口を出してくる日本の取次ぎ制度は困ったものです。

Re: タイトルなし

>インディ様
それはありがとうございます。ご友人によろしくお伝えください。
執筆の苦労が報われます。

Re: 遅くなりましたが

>菊池雅之さま
ありがとうございます。ニッチ過ぎるかな?と不安でいっぱいです(笑)

国宝級

D2です。
度々お邪魔します。
高荷先生の原画とは凄いお宝です。
ケッテンの写真解説も分かりやすくていいのですが、イラストの解説がとてもいいのです。

Re: 国宝級

>D2さま

お宝ですよね~♪
これは、本当に大切にしています。
自分が耄碌したころに家族が「なんでも鑑定団」に持ち込んでびっくりするという夢を見ました(笑)
御殿場戦車博物館が実現したら、寄贈しちゃうつもりです。そうなれば多くの方に見て貰えます。
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

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