ハワイ二日目、その2♪
二番砲塔の後ろから、三番砲塔の前まで、艦の中央を貫く通路。
通称「ブロードウェイ」と呼ばれる、艦のダメージコントロールのための脊髄です。
戦闘時に被弾、損傷し、艦の機能が損なわれたときに素早く失われた機能を回復させることが大切です。
そのための専門班が存在するのですが、彼らが縦横に艦の中で活躍するための一番のメインストリートなのです。
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例えば、これは停電時に損傷箇所を迂回して給電するためのケーブル。

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三相交流のケーブル一本一本の色分けは、もちろん識別のため。
停電時の暗闇でも識別可能にするために、それぞれ触って判るように凸凹が1、2、3本づつ付いています。

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コンセントの方も同様に、3色の塗りわけと、外周切り欠きが1、2、3本づつ入ってますね。
このような工夫が随所に見られます。
同時期に建造された日本の艦船はどうなっていたのでしょうか?気になります・・・


さて、集中防護区画の中に進んで参ります。
一度締まったら、二度と戻れなさそうな隔壁を通過して、更に下階に下りて行きます。
第四エンジン管制板
第四機関室です。
これはエンジンの制御板です。
艦橋からのテレグラムによる、前進又は後進の指示、スクリュー回転数指示などメーターがあり、大きなハンドルはその指示にしたがって、タービン回転やスクリュー回転を調整するためのモノ。
ミズーリの属するアイオワ級戦艦はこのようなエンジンルームが4つあり、4つのスクリューにより推進力を得ていました。

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第四メインタービン。
ボイラーで重油を燃やし、沸騰した高温高圧の蒸気を、ジェットエンジンの羽のようなタービンに吹き付けて回転出力にかえるのが蒸気タービンエンジンです。
二基の高圧ボイラーから送り込まれる蒸気を使用する、高速タービン、主タービン(低速タービン)と発電用タービンの三つがワンセットで機関室を構成し、それが4セットでアイオワ級戦艦の出力21万2千馬力を搾り出します!
鉄腕アトムたった二人分ですが、最高速度は33ノット(時速60km)でこの巨艦を走らせるビッグパワーです!!

リダクションギヤー
高速タービンと低速タービンの出力軸をスクリューの主軸に伝える減速ギヤーボックス。
要するにリダクションギヤーなのですが、どのように回転差のある入力を変換するのか理解不能・・・
分解してみたいところですが、巨大すぎます

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こちらは小ぶりな発電用タービン。
ボイラーの点火からタービン出力を得るまでには、最短で6時間ほど掛かるそうす。
ここの機能だけはなく、システムなんだなあ~と妙に納得。
一人でエンジンキーを捻って、ぶるるんと出発できるような便利なモノではなく、二千人からの人間が構成する巨大システムなんですね。


窒息しそうな重圧感から逃れて、上甲板へ♪
神風特攻隊の激突跡が残る艦舷を眺めつつ、ミズーリ探検家ツアー最後の場所へと向かいます。
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1945年9月2日、東京湾に浮かぶ、この戦艦ミズーリで日本は連合軍に降伏しました。
その調印式が行われた甲板にプレートが埋め込まれています・・・


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さて、今回の旅の個人的な目的は達成しました

ここからは妻とその両親のお買い物へと旅立ちます

あっ、帰り道にフリーウェイの出口を間違えて、今度は空軍基地のゲートに突入したのは秘密です
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201203082219
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