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シュタイヤー1500Aの続報

前回までのあらすじはコチラ

そんな訳で、ベース車を押さえました

前回の錆び錆び画像は、約一年前にチェコ共和国のショップが、ベース車を入手した時のモノ。
現在では、それなりにレストアが進んでいるそうで、100枚程の写真が送られて来ました。
枚数が多いので、少しずつご紹介して行きますね。
P1010005.jpg
錆び錆びのトランスミッションも・・・
P4141416.jpg
この通り!!

P1010017.jpg
古代遺跡さながらの、ブレーキマスターシリンダーとパーキンブレーキなどのリンケージ基部も・・・
P1261244.jpg
ピカピカ!
新品部品ですか!?って聞きたい!

キューベルワーゲンレストア時にもチェコ人の情熱を感じましたが、まさにネジ一本まで拘るレストアは英国のバックヤードビルダーなどとは全く趣が違います。
100%再現と言うのは、入手不可能部品もありますし、現実には不可能です。
しかし、彼らは拘るのです!
配線の結束や、ネジの形状など、およそ西側諸国でレストアした車輌からは窺い知れない「オリジナルの雰囲気」を醸し出す、その技術は東側旧共産圏諸国ならではと感じます。

PA121131.jpg
フレームもここまで「素」にして、綺麗に塗装。
ここから組みつけが少し進んでいるのが現在の状況です


チェコ旅行時に、シュタイヤー1500を見学させてくれたヤコブさんとその愛車。
最近、何かのイベント時に撮影した写真のようです。こんな感じに仕上げるからね!
ってショップが送ってくれました。楽しみですね
P1010012.jpg
The photo by Mr.Vavra&Mr.Jakub/Czech Rep,

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こんにちは
素晴らしいレストアです。
写真の状態では普通の人は諦めるでしょうけど、
まさかこんな状態になるとは驚きです。

5月に愛車を廃車にしてしまい、次に購入した車もいきなり入院中となり
退院がいつになるかもわからず凹んでいますが、これを見たら治せない車はないですね。
元気に戻ってくる日を待ち望んでいます。

95式のレポートも早く読みたいですね。
会報を気長に待っています。

>D2様
クルマの事故修理は、車本体だけではなく、オーナーさんも元通り元気になって、作業完了と言われます。我々自動車修理業に携わる者の心構えですね。
さて、ご指摘の通り、世の中には修理できない機械はまずありません。要するに費用対効果の問題だけですね。ですから、大切なのは人の心や動植物の命ですと「バカの壁」で養老先生もおっしゃってます。生命は機械と違って作れませんから・・・

プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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