ポルシェ147型エンジン
今回はシュタイヤー1500Aの、エンジンのレストアレポートです。
前回の記事はコチラ。
一年前に送られて来た、1943年製造のベース車輌エンジンです。

錆び錆びですが、68年前のエンジンと思えば程度は極上です。
3.5リッター、85馬力/3000rpmのV型8気筒空冷ガソリンエンジンです。
オーストリアはシュタイヤー社のエンジンということで、その素性が気になって調べてみたところ、車体と同様にポルシェ設計事務所謹製でした(笑)
1940年代の軍用自動車に、空冷エンジンを搭載というあたりで気がつくべきだったのかもしれません・・・。
おそらく一生ポルシェのスポーツカーを購入することは無いでしょうが、キューベルワーゲンに続いて2台目のポルシェ博士設計の車輌購入となりそうです。
ポルシェ社の設計した製品には通し番号が付くそうで、このエンジンはポルシェ145、キューベルワーゲンが82でシュビムワーゲンが166、シャタイヤー1500の試作車はポルシェ147となるそうです。
キューベルワーゲンとシュビムワーゲンの設計の合間に、シャタイヤー1500は設計された訳ですね。

チェコ人の気合の入り方が半端ではないという実例。
クランクケースは文字通り素っ裸にされています。先程のエンジンをここまで分解する工程を考えるだけでも疲れちゃいます。

V8エンジンですから、コンロッドも8本。

空冷エンジンの証である、冷却フィンがモノモノしいシリンダーも8個。
何となく新品かな~?とも思いますが、写真からは判りません。

ピストンもやはり8個。これは箱入り新品ですね。
エンジン自体は戦後も暫く間生産されていましたから、補給部品は普通に入手可能なようです。
この辺の事情も、VWビートルのFLAT4エンジンと似てますね。

現状は腰下まで組みつけが終わったところです。
空冷エンジン特有の、物々しいシリンダーヘッドの組みつけが待ち遠しいです。
このように組み付けの様子を写真で送ってもらうと、新品で入手できる部品が判るので安心ですね。
エンジンは一月ほどで形になるようです。
そうしたら、お次はいよいよお楽しみのシャーシ&ボディー編のレポートとなります。
続報を待つべし!
前回の記事はコチラ。
一年前に送られて来た、1943年製造のベース車輌エンジンです。

錆び錆びですが、68年前のエンジンと思えば程度は極上です。
3.5リッター、85馬力/3000rpmのV型8気筒空冷ガソリンエンジンです。
オーストリアはシュタイヤー社のエンジンということで、その素性が気になって調べてみたところ、車体と同様にポルシェ設計事務所謹製でした(笑)
1940年代の軍用自動車に、空冷エンジンを搭載というあたりで気がつくべきだったのかもしれません・・・。
おそらく一生ポルシェのスポーツカーを購入することは無いでしょうが、キューベルワーゲンに続いて2台目のポルシェ博士設計の車輌購入となりそうです。
ポルシェ社の設計した製品には通し番号が付くそうで、このエンジンはポルシェ145、キューベルワーゲンが82でシュビムワーゲンが166、シャタイヤー1500の試作車はポルシェ147となるそうです。
キューベルワーゲンとシュビムワーゲンの設計の合間に、シャタイヤー1500は設計された訳ですね。

チェコ人の気合の入り方が半端ではないという実例。
クランクケースは文字通り素っ裸にされています。先程のエンジンをここまで分解する工程を考えるだけでも疲れちゃいます。

V8エンジンですから、コンロッドも8本。

空冷エンジンの証である、冷却フィンがモノモノしいシリンダーも8個。
何となく新品かな~?とも思いますが、写真からは判りません。

ピストンもやはり8個。これは箱入り新品ですね。
エンジン自体は戦後も暫く間生産されていましたから、補給部品は普通に入手可能なようです。
この辺の事情も、VWビートルのFLAT4エンジンと似てますね。

現状は腰下まで組みつけが終わったところです。
空冷エンジン特有の、物々しいシリンダーヘッドの組みつけが待ち遠しいです。
このように組み付けの様子を写真で送ってもらうと、新品で入手できる部品が判るので安心ですね。
エンジンは一月ほどで形になるようです。
そうしたら、お次はいよいよお楽しみのシャーシ&ボディー編のレポートとなります。
続報を待つべし!