TVシリーズ「ザ・パシフィック」の九五式軽戦車
そもそも昨年の今頃、ファインモールド社の鈴木社長が中国成都で製作された、映画撮影用の九五式軽戦車プロップを輸入しようとしたことが始まりと言えば、はじまりかな?
このときに「ザ・パシフィック」のペリリュー島の戦闘シーンに出てくる九五式がこれではないかと、よくよく観察してみると細部が大分異なるので、アメリカで別にプロップを作ったのだろうと思ってました。
type95A.jpg
起動輪の形状は中華製の方がオリジナルに忠実です。上記のシーンでは時速20kmくらいで快調に走っており、一部ネット掲示板ではフルCGではないか?なんて書きこみもありますが、それにしては形状やディテールが物足りないのです。
不思議なのは、この手のモノは製作者が自慢したいのか?作品自体の宣伝のためにか?理由はともかく雑誌やHPなどに露出するはずなのに、パシフック九五式はまったくネット検索にヒットしないことです。
中華製九五式ですら登場作品などは割りと簡単に判明します。

世の中には、こんなマニアックなサイトも存在するのです。

そんな中、先週になって海外ネットオークションに「ザ・パシフィック」に使用された九五式軽戦車レプリカが出品されているという情報が、マニアの間で囁かれたのです!

これは一大事と、いったいどこで製造されたのか?
ネットで調べた情報をもとに、オーストラリア某所の映画関係の会社にメールをしたら、この戦車のことか?
と送られて来たのが次の写真です!!
chi-ha 2
おお!九七式中戦車ですね。
しかし、足回りはイギリス軍のFV432装甲車のようです。FV432は退役が進んでおり、イギリス国内では数十万円で取引されており、ドイツ軍三号戦車など改造ベースに人気の車両です。
ついに日本軍にまで化けてしまったという感じですね

chi-ha 1
「こんな感じに鉄板からハンドメイドで作ったんだぜ!」と送られてきた写真です。
実物大金属模型というには・・・微妙な形状とディテールかな?
自分はなぜか、この写真を見て往年の怪獣特撮映画の「61式戦車」を思い出しました。
しかし、実物大で作っちゃうあたりが日本とは違いますね。
足回りの雰囲気が「似て非なるもの」なので興醒めですし、FV432ベースでは輸入も難しいかな?
しかし、フェレット装甲車を通関した人も居るしなあ~

あれ?何の話でしたっけ?

いかん!脱線しました。

肝心の九五式軽戦車については、やっぱり情報がありません。

中華製九五式は、外見は合格点ですが機械的に難があり、さらに中国からの持ち出しに不安要素が満載なので輸入を諦めた経緯があります。
そんな訳で、オージー九五式がとても気になってます。
どなたか製作会社をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご一報下さいませ!!

別窓 | ミリタリー | コメント:2 | トラックバック:0
201211162221
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この記事のコメント
 
勉強になりました
201211170353
 ご無沙汰しております。今度、富士に伺うのは12月の末ころ、富士学校の学生の皆さんへの講話です。
 このパシフィックに出た95式にはびっくりしたものでした。軽快な走り、発砲、レプリカだろうとは思いましたが、造り上げてしまうのがさすが映画だな~と感動したものです。97式はたしかに似て非なる感じがしますが、バンドオブブラザースでもドイツ戦車がらしく復活していましたね。
2012-11-17 Sat | URL | 荒木肇 #zJ9hvPcU[ 内容変更]

 
201211170920
>荒木先生
出品されていたネットオークションの解説によれば、履帯はキャンベラの戦車博物館でオーバーホール中の本物から型取りして鋳造したそうです。やはり足回りがオリジナルを再現している車両は存在感があります。
既存車両をベースにする場合には、起動輪の大きさや転輪の数などが一致することが前提ですね。日本では難しいですが、かつて角川映画が製作した61式戦車は世界に通用する出来栄えだと思います。
2012-11-17 Sat | URL | 小林@御殿場 #-[ 内容変更]

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