駐日チェコ共和国大使館クリスマスパーティーへ
日の丸とチェコ国旗が仲良く並ぶデコレーション。

二日連続でお江戸に参りました本日は、チェコ共和国大使館のパーティー参加です。
カマド出版の「キュリアス」誌4号や、「ケッテンクラート解体新書」の中でチェコ共和国へのミリタリー紀行文を掲載してあったことが、御殿場市在住の日チェコ友好協会員さんの目に留まり、同行させてもうらうことに・・・。
ありがたいお話です。
しかし、チェコといえば「音楽」やボヘミアングラスなどの「工芸品」など、いわゆる芸術の香り漂うイメージがあるようで、来場された日本人客はその筋の方ばかり。
ここで「防衛技術博物館を創る会」のプレゼンをし、レシャニー軍事博物館と公式ルートを持ちたいとか、今後の収蔵品収集の便宜を図って貰いたいなどと説明するのはかなりの難事と思われます。
昭和58年から昭和62年まで駐チェコ日本大使を勤められた大鷹さんのご紹介で、カテリーナ大使とお話することに・・・いかん、柄にもなく緊張してきました!!

まずは大使が女性であるということで、難航が予想されたのですが、「チェコ共和国は工業立国で、防衛装備品は主要輸出品のひとつであり、日本の方がそのことを知って居られるばかりではなく、博物館を通じて広く告知していただけるのは嬉しいです」と、当然ながら通訳を介しておっしゃって頂けました!!
ええっ?
なにかスムーズに滑り出した感じがしませんか?
カテリーナ大使はすぐに秘書に何かお話されると、文化担当のマッツァ書記官が登場。
マッツァ書記官も女性ですが、欧米では軍事史や軍事学は一般教養ですから、すぐにお話をご理解され「出来るだけ早い時期に大使館にアポイント取ってお越しください」と、これは英語ですが自分でも聞き取れます(笑)
ここは大切なところ!「ヂュクイ、バーム」(アリガトウゴザイマス)とチェコ語で返します!!

なにやらトントン拍子に話が進み、調子に乗って大使と記念撮影
大収穫のパーティーでした。
追記・大鷹さんの奥様である節子様は、現在の日チェコ友好協会の会長さんです。お話を伺っていて驚いたのですが、節子婦人は第二次大戦中スエーデン公使館つき駐在武官として赴任された小野寺信さんの次女だそうです。小野寺武官といえば、終戦和平工作のためにドイツ軍のワルター・シュレンベルグ少将と接触していたという話は有名。ヤルタ会談後に、ソ連が日ソ中立条約を破棄して、対日参戦するという貴重な情報を日本へ送ったことはNHK特集でも放送されたことがありましたね。
この辺でピンと来た方は自分と同じ「ジャック・ヒギンズ」や「佐々木譲」の小説のファンでしょう(笑)
目の前に突如として、小説の中でしか知らない歴史上の人物が現れたので、今でも夢を見ているよな妙な心持です・・・

二日連続でお江戸に参りました本日は、チェコ共和国大使館のパーティー参加です。
カマド出版の「キュリアス」誌4号や、「ケッテンクラート解体新書」の中でチェコ共和国へのミリタリー紀行文を掲載してあったことが、御殿場市在住の日チェコ友好協会員さんの目に留まり、同行させてもうらうことに・・・。
ありがたいお話です。
しかし、チェコといえば「音楽」やボヘミアングラスなどの「工芸品」など、いわゆる芸術の香り漂うイメージがあるようで、来場された日本人客はその筋の方ばかり。
ここで「防衛技術博物館を創る会」のプレゼンをし、レシャニー軍事博物館と公式ルートを持ちたいとか、今後の収蔵品収集の便宜を図って貰いたいなどと説明するのはかなりの難事と思われます。
昭和58年から昭和62年まで駐チェコ日本大使を勤められた大鷹さんのご紹介で、カテリーナ大使とお話することに・・・いかん、柄にもなく緊張してきました!!

まずは大使が女性であるということで、難航が予想されたのですが、「チェコ共和国は工業立国で、防衛装備品は主要輸出品のひとつであり、日本の方がそのことを知って居られるばかりではなく、博物館を通じて広く告知していただけるのは嬉しいです」と、当然ながら通訳を介しておっしゃって頂けました!!
ええっ?
なにかスムーズに滑り出した感じがしませんか?
カテリーナ大使はすぐに秘書に何かお話されると、文化担当のマッツァ書記官が登場。
マッツァ書記官も女性ですが、欧米では軍事史や軍事学は一般教養ですから、すぐにお話をご理解され「出来るだけ早い時期に大使館にアポイント取ってお越しください」と、これは英語ですが自分でも聞き取れます(笑)
ここは大切なところ!「ヂュクイ、バーム」(アリガトウゴザイマス)とチェコ語で返します!!

なにやらトントン拍子に話が進み、調子に乗って大使と記念撮影

大収穫のパーティーでした。
追記・大鷹さんの奥様である節子様は、現在の日チェコ友好協会の会長さんです。お話を伺っていて驚いたのですが、節子婦人は第二次大戦中スエーデン公使館つき駐在武官として赴任された小野寺信さんの次女だそうです。小野寺武官といえば、終戦和平工作のためにドイツ軍のワルター・シュレンベルグ少将と接触していたという話は有名。ヤルタ会談後に、ソ連が日ソ中立条約を破棄して、対日参戦するという貴重な情報を日本へ送ったことはNHK特集でも放送されたことがありましたね。
この辺でピンと来た方は自分と同じ「ジャック・ヒギンズ」や「佐々木譲」の小説のファンでしょう(笑)
目の前に突如として、小説の中でしか知らない歴史上の人物が現れたので、今でも夢を見ているよな妙な心持です・・・