遥かなるMVTFへの道、LAXからサンノゼへ!
「ええ~い、早く戦車を写せ!」とお嘆きの貴兄はもう少し、手前どもの旅にお付き合い願います。
ロス市内のセントラルシティーの宿泊ホテルから、タクシーでLAX(ロスアンゼルス空港)へ向かいます。
時間にて30分、金額は40ドルほどでした。ちなみに車種はプリウス・・・ちっともアメリカに来た気がしない
出発前週に乱射事件のあった、第3ターミナルを通り越して第1ターミナルへ。
ここが目的のサウスウエスト航空(以下SW)の受付カウンターがあるビルです。

世界発の格安航空として、そして独自の手法による顧客満足度の高い航空会社として有名なSW。
自分は顧客満足度向上セミナーで何回かSWの名前を聞いて、社内でも度々引き合いに出します。
そんな理由で、一度利用してみようと思い立ったのですが・・・
日本語対応の格安航空チケットのポータルサイトでは売ってないのですね。
そこでSW公式ホームページからチケットを予約し、受付番号を控えてチェックインカウンターへ向かったのです。

受付番号を入力するとご覧のようなチケットが無事に発券されました。
写真では判りにくいですが、コンビニのレシートのような薄い感熱紙です。搭乗ゲートまでの一時間程度はこんな紙でもOKという割り切りですね。まったく高級感とか、しっかり感などとは無縁です。

セキュリティーゲートに向かうと長蛇の列が・・・
最後尾を探しているうちに、第2ターミナルに着いちゃうくらいの勢い・・・ディズニーランドかと思っちゃいますね。

30分ほどで保安ゲートをクリアー
海外では初めてのマクドナルドで朝食・・・日本と変わらないです
朝食後に搭乗ゲートに向かいます。

SWと言えばド派手なカラーリングでお馴染みですが、なぜか搭乗機はシャチ色。
後で調べてみたところ、500機以上あるボーイング737型の中で3機しかないレアな機体らしいのですが・・・初めてのSWなので何か寂しい

はい、これが話題の搭乗ゲート。
何が話題かと言いますと、SWは機材は737型一種類に絞ってクルーは737型をマスターすると全ての保有機材をマスターしたことになります。そして保有する737型は全て座席指定無しのワンランクシート。そのために、搭乗チケットに座席番号は印刷されていません。
先ほどのチケットの写真を見ると「A29」と書いてありますが、これは搭乗順を示します。
「A1-A30」と映し出されたモニターの後ろに5人ごとにナンバーが打たれた柱があり、「ちょっと失礼、あなた何番?」なんて聞きながら、30人が一列に並びます。となりは「A31-60」の30人が並び、搭乗が始まるとモニター画面が同様に、「B」、「C」と進むのです。
自由席なので早い者勝ち!並び席や、窓側席を確保したければ早く空港に来てチェックインしなければならないので、遅刻する人が少なくなります。また、機内に入った乗客は我先にお目当ての席に滑り込むので、搭乗時間が本当に短いのです。この効果で、結果として定刻運行が可能となり顧客満足度も上がり、コスト削減になるとか?
凄いですね!
他の航空会社も真似たら良いのですが、従来の手法を全て放棄して、SWと同じ遣り方には中々変更できないのでしょうね。この辺りの割り切りや、大胆な方向転換が出来るか?出来ないか?我々サービス業の古くて新しい永遠のテーマですね

こちらがオリジナルSWカラー!
目立つけど・・・かっこ悪いかな(笑)
9.11同時テロ以前には、折り返しに10分程度しか掛からないという他社の追随を許さない「F1」ピット的なスピードもテロ対策で現在は25分程度と言われます。それでも早いですが・・・
要するに「航空会社が稼ぐ時間は飛行機が飛んでいる間だけ」・・・したがって「地上に止まっている間はデッドタイムなので早く飛ばそう」という単純な問題に真摯に取り組んだ結果の時間短縮なのです。
勉強になりました。
そんなこんなで次回、やっとMVTFに辿り着くのです。続く・・・
ロス市内のセントラルシティーの宿泊ホテルから、タクシーでLAX(ロスアンゼルス空港)へ向かいます。
時間にて30分、金額は40ドルほどでした。ちなみに車種はプリウス・・・ちっともアメリカに来た気がしない

出発前週に乱射事件のあった、第3ターミナルを通り越して第1ターミナルへ。
ここが目的のサウスウエスト航空(以下SW)の受付カウンターがあるビルです。

世界発の格安航空として、そして独自の手法による顧客満足度の高い航空会社として有名なSW。
自分は顧客満足度向上セミナーで何回かSWの名前を聞いて、社内でも度々引き合いに出します。
そんな理由で、一度利用してみようと思い立ったのですが・・・
日本語対応の格安航空チケットのポータルサイトでは売ってないのですね。
そこでSW公式ホームページからチケットを予約し、受付番号を控えてチェックインカウンターへ向かったのです。

受付番号を入力するとご覧のようなチケットが無事に発券されました。
写真では判りにくいですが、コンビニのレシートのような薄い感熱紙です。搭乗ゲートまでの一時間程度はこんな紙でもOKという割り切りですね。まったく高級感とか、しっかり感などとは無縁です。

セキュリティーゲートに向かうと長蛇の列が・・・
最後尾を探しているうちに、第2ターミナルに着いちゃうくらいの勢い・・・ディズニーランドかと思っちゃいますね。

30分ほどで保安ゲートをクリアー

海外では初めてのマクドナルドで朝食・・・日本と変わらないです

朝食後に搭乗ゲートに向かいます。

SWと言えばド派手なカラーリングでお馴染みですが、なぜか搭乗機はシャチ色。
後で調べてみたところ、500機以上あるボーイング737型の中で3機しかないレアな機体らしいのですが・・・初めてのSWなので何か寂しい


はい、これが話題の搭乗ゲート。
何が話題かと言いますと、SWは機材は737型一種類に絞ってクルーは737型をマスターすると全ての保有機材をマスターしたことになります。そして保有する737型は全て座席指定無しのワンランクシート。そのために、搭乗チケットに座席番号は印刷されていません。
先ほどのチケットの写真を見ると「A29」と書いてありますが、これは搭乗順を示します。
「A1-A30」と映し出されたモニターの後ろに5人ごとにナンバーが打たれた柱があり、「ちょっと失礼、あなた何番?」なんて聞きながら、30人が一列に並びます。となりは「A31-60」の30人が並び、搭乗が始まるとモニター画面が同様に、「B」、「C」と進むのです。
自由席なので早い者勝ち!並び席や、窓側席を確保したければ早く空港に来てチェックインしなければならないので、遅刻する人が少なくなります。また、機内に入った乗客は我先にお目当ての席に滑り込むので、搭乗時間が本当に短いのです。この効果で、結果として定刻運行が可能となり顧客満足度も上がり、コスト削減になるとか?
凄いですね!
他の航空会社も真似たら良いのですが、従来の手法を全て放棄して、SWと同じ遣り方には中々変更できないのでしょうね。この辺りの割り切りや、大胆な方向転換が出来るか?出来ないか?我々サービス業の古くて新しい永遠のテーマですね


こちらがオリジナルSWカラー!
目立つけど・・・かっこ悪いかな(笑)
9.11同時テロ以前には、折り返しに10分程度しか掛からないという他社の追随を許さない「F1」ピット的なスピードもテロ対策で現在は25分程度と言われます。それでも早いですが・・・
要するに「航空会社が稼ぐ時間は飛行機が飛んでいる間だけ」・・・したがって「地上に止まっている間はデッドタイムなので早く飛ばそう」という単純な問題に真摯に取り組んだ結果の時間短縮なのです。
勉強になりました。
そんなこんなで次回、やっとMVTFに辿り着くのです。続く・・・