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正解は「くろがね四起」です!

ジープとキューベルに挟まれた、謎の車両の正体は「くろがね四起」初期型でした!
IMG_4700.jpg
本日は、産経新聞様が取材にいらっしゃいました。
どんな記事になるのでしょうかか?とても楽しみです。

さて、そもそも「くろがね四起」ってなんですか?という方はコチラでお勉強タイム!

読むのが面倒だという方のために、簡単に概要をまとめると・・・
第二次世界大戦前夜、機械化を進める陸軍の要請により四輪駆動の小型乗用車の試作が数社に出されました。
1935年(昭和10年)に日本内燃機㈱の試作車両が「九五式小型乗用車」として制式化され、翌年から量産されました。
この写真の車両は、1936年から1939年に掛けて二千数百台が製造された、前期型のうちの一台です。
そして、日本国内には一台しか現存しないと思われる、貴重な車両なのです。

この車両は縁あって、昨年秋「NPO法人防衛技術博物館を創る会」に寄贈されました。
その寄贈の条件は「往年の姿に復元すること」です。

欠品部品も多く、車体は原型を留めているものの、専門店の職人によるレストア作業が必要な状態です。
凡そ2年という時間と、1000万円程の費用が掛かります。
もちろん、個人的に負担することは不可能ですし、NPOにも資金がありません。
そこで、昨今話題となっている「クラウドファンディング」という、webでの募金活動を試みます。

本年最初にして、最大のプロジェクトがいよいよ始動します。
詳細は随時ご報告致しますので、みなさまのご協力をお願い申し上げます

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驚き

いつも楽しく拝見しております。
今回は本当に驚きました。
こんな物が現存していたとは・・・
往年の姿によみがえる事を夢見て。

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>風箱さま
本当に驚きですね。
この車との巡り合わせは偶然とは思えません・・・

くろがね四起

日本自動車博物館に動くくろがね四起が展示してありました。

>笠原明さま
書き込みありがとうございます。日本自動車博物館のくろがね後期型は有名ですね。
今回発見され、レストアを計画中のくろがねは初期型と呼ばれるもので、フレーム形状、エンジンマウント方式、ボディー形状などからすると、まったく別物にみえるほど違います。
なんとか日本自動車博物館のくろがね後期型と並べても、恥ずかしくないような修復を実現したいです。
プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

社長の小部屋

カマド自動車公式HP

 

NPO法人
防衛技術博物館を創る会

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