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M422A1マイティマイト売り物情報です!

知る人ぞ知る・・・ということは、一般にはあまり知られていない珍しいミリタリー・ヴィークルのご紹介です。
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軍用車とは思えない、力の入らない顔つきがチャーミングなM422A1マイティ・マイトは1959年から1962年に4000台ほどの少量が、全てアメリカ海兵隊に納入されました。
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当時のアメリカ海兵隊は、ヘリコプターや航空機による空輸展開を図るため、軽量小型を求めたようで、オールアルミボディーに空冷エンジンを搭載したM422は車両重量800kgにまとめられています。
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ジープMB/GPWをよりシンプルにしたような潔さは良いのですが、当時飛躍的な進歩を遂げつつあった、対戦車ミサイルをはじめ、歩兵携行装備品が大型化する時代の流れに取り残され、陸軍が開発、装備したM151MUTTに取って代わられたのでした・・・その後、M151シリーズでも小さすぎるということで、ハンビーが開発されるのです。
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とは言え、コレクターからすれば軽量小型はとてもありがたく、空冷エンジンは水回りの漏れや、冷却系統の故障の心配がありませんので取り扱いが容易です。いざとなれば、大人一人で押せます!!
排気量1900cc、55馬力の空冷V型4気筒エンジンは、軽量な車体を元気に引っ張ってくれます。
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リーフスプリングは車格からすると硬く、初期のジムニーのようにぴょんぴょん跳ねる感じです。

この車両は岐阜県にあり、オーナー様がコレクション整理の一環として手放されることになりました。
初年度登録昭和52年、車検は平成27年8月まで、4ナンバー小型貨物、定員2名登録です。
NOX/PM規制対象車ですので、お住まいの地域によってはこのままでは登録することができません。
現オーナー様は日本ジープセンターから購入後、30年ほどに渡って、エンジンオーバーホールや、ボディー乗せ替えなどかなりの費用を掛けて維持されて来られました。なかなかのツワモノとお見受け致しました。

経験上、ちょくちょく乗られている「生きた旧車」を入手することはとっても良いことだと思います。

現在ガソリンメーターが動かない(タンク内のセンディングユニット故障と思われる)、ギヤー変速時のシンクロ若干不良(ダブルクラッチの練習をして、乗り切ってください)、ブレーキマスターシリンダー交換時期(部品入手ちょっと困難)、ステアリング遊び有とのことです。
いずれにしろ、生産から55年程が経過した老兵です。

オーナー様との個人間売買となりますので、購入の熱い意思があり、現金100万円をご用意できる方は、当ブログ左上のメールフォームから、住所、氏名、年齢、連絡が取れる電話番号を明記の上、マイティマイトに掛けるあなたの熱い想いを100文字から500文字程度にまとめてお送り下さい。
当方の主観と、経験から判断し、合格点に達した方は、無料でオーナー様にお取次ぎ致します。

現車をよく確認の上、納得されてからのご購入で宜しいかと思います。

注意1.燃費はどれくらいですか?と言う質問をすると、その時点で失格です。
注意2.部品は日本国内では調達は難しいですが、東京のオートジャンクションさんや、アメリカの部品商(日本語対応可能)をご紹介することはできます。
注意3.販売仲介期間は平成27年3月一杯とさせて頂きます。
おかげさまで、無事商談が入りました。
縁談が上手く決まると良いですね~♪
H27年4月3日

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プロフィール

小林@御殿場

Author:小林@御殿場
静岡県御殿場市在住
株式会社カマド
代表取締役です。

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