東欧車両は奥深き迷宮?
はじめてロシア訪問して実感したのは、旧共産圏諸国の日常に関する情報の少なさです。

数年前にチェコ共和国を訪れた際にも、かなり驚きましたが、東欧諸国の自動車について一般的な日本人は本当に情報不足です(もちろん自分もその一人)。

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最近の愛車?でもあり、ご執心のシュタイヤー1500Aなどもその一例で、軍用車両のようなマニアックな世界でも(いやだからこそ?)東欧諸国の車両に関しては比較研究できるほどの情報はありません。
実際に自動車雑誌よりも、模型雑誌の方が情報があったりますが、プラモデル製作には外観が命ですから、勢いメカニカルな情報量は限られます。

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今回訪問したモスクワ某所の工房では、ホルヒ901中型乗用車数台と、シュタイヤー1500A数台が同時進行でのレストア中でした!(^^)!

写真で天井に吊られているのは、ホルヒ901中型乗用車ノボディーです。

そして、このシュタイヤーの側面に注目!スペアタイヤが収まる凹みがありません!!

これは最初の量産型(フレーム番号1000番以下)の特徴で、極初期に生産された証です。
なんでもこの車両はモスクワ近郊に水没していたそうですから、本当に遠くまで走って来た初期型の一台です。

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完成するとこんな感じです~!(^^)!
こちらはスターリングラード近郊で掘り起こされた個体とのこと。
モスクワ攻防戦を生き延びたが、スターリングラードで力尽きたのでしょね・・・

このような貴重な車体を複数台個人コレクションしているとは、なんとも羨ましい限りです。
とはいえ、国土が戦場になるということは悲惨なこと・・・身近なところから戦争遺物が出てくることは羨ましいと思えません。

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いろいろな想いは交錯しても、技術的好奇心には勝てません!
もう一台のレストア中のシュタイヤーを横目にしながら、オーバーホール完成間近のエンジンに向かいます!

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空冷V8のポルシェ設計エンジンを眺めながら、シュタイヤー2000のエンジンはどこが違ったのか?
何気なく質問したら、目の前のエンジンが正にシュタイヤー2000のモノとの回答!!
・・・違いが判りません!!

それもその筈、エンジン本体はまったく同じとの回答に、またまたびっくり!!

そして先ほど見たレストア途中の車体が、シュタイヤー2000だと聞いて再びびっくり!!
いそいそと車両の方に戻ります(^^ゞ

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クラッチが強化されたのか?そもそも強度不足だったのか?理由は不明ですがフライホイールの形状や、クラッチ調整用の点検口が大型化され形状が変っているとのこと。

ものの本にはサスペンションが強化されたと書かれていますが、なる程フロント横置きトーションバーの固定用ブラケット形状が変更、大型化され、取付けボルトが1本から3本に増えていました。

リアサスペンションについては、1500A/02型との差異が判然としませんでしたが、リーフスプリングが強化されているとのこと。
これは執筆時までの宿題ですね・・・・

えっ?何の執筆かって、それはシュタイヤー1500Aの本に決まってます(笑)

う~ん、誰が買ってくれるんでしょうか?ちょっと不安ですが、開発史と生産時期による変遷、そしてレストア記録と併せたら興味深い読み物になると思いますが、いかがでしょうか?

コメントで買います!という方が多ければ本当に出しますよ~(笑)

応援よろしくです(^^♪
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