九五式軽戦車里帰り計画の中間報告
今年初めから取り組ん来た「九五式軽戦車里帰り計画」ですが、今月末あたりに
一つ目の山を迎えます。
現在までに、皆様からのご支援が2000万円弱が寄せられました!
まだまだ目標の一億円には遠く及びませんが、とにかくすごい数字だと感じます。
先方との契約もこの夏に無事に取り交わし、10%の申込金を送金させて頂きました。
次なるステップは、戦車のエンジンが無事に始動し、積み込みされて自走を確認した
ところで40%の送金です!
それがいつ頃なのか?
先週の欧州のレストア工場の様子です。
ボッシュ製の燃料噴射ポンプを改造し、取り付けが終わったそうです。
ご覧のように燃料配管も順調に進んでおりますが、数年前にオーバーホールして、
保管していたスターターモーターが不調で、エンジンをクランク出来ないという、旧車
レストアでは良くあるトラブルに見舞われ作業は中断しているとのこと( ゚Д゚)
このペースですと、11月末ごろには40%送金が発生しそうなので、ここで更に皆様に
お願い致します!我々の手で、このオリジナル三菱製空冷エンジンを搭載したハ号を
日本へ取り戻しましょう!
一口1万円のコースと、一口10万円のコースがございますが、詳しくは専用の説明パン
フレットをお読みいただければと思います。パンフレットはこのブログ左上のメールフォ
ームから、九五式パンフレット希望と書いて、発送先住所、氏名を明記の上でメール
にてお申込みください!
お店にパンフレット置くよ!とか、友人や知人に配りたいという方も大歓迎というよりも、
是非とも配ってくださいませ。お願い致します。そのような場合は必要部数を明記して
メール下さいませ。よろしくお願い致しますm(__)m
先方から「これなんて読むの?」と送られてきた、クランクケースの刻印は「下死」・・・
フライホイールのタイミング合わせに使う刻印ですが、ピストンの下死点の目印ですね。
日本製の機械は、漢字表記で良いと思います!一目瞭然!
まあ、外人さんには謎の象形文字ということになりますが(笑)
いずれにしろ、世界で二台目となるオリジナルエンジンの修復作業は間もなく終わり、
年内には往時の爆音を轟かせて走り始めることでしょう!
最終の仕上がりは来春の予定です。完成を確認するために訪欧し、その仕上がりに
間違いがなければ残金50%をお支払いして、ハ号の所有権はNPO法人防衛技術
博物館を創る会に移ります。
今回の様なケースは数十年に一度しかないと思われます。多くの志を同じくする皆様
のご支援をお願い致します!

