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初めての英国訪問♪5日目はタンクフェスト最終日です・・・
6月30日(日)は「タンクフェスト2019」の最終日にして、お披露目走行の2日目です。

朝一番で3泊お世話になったドチェクターのプレミアインをチェックアウトして、目指すは
通い慣れた「ボービントン戦車博物館」です。

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最終日の展示場所は「パンターA型」と「三号突撃砲G型」の真ん中!
やはり来場者の注目度が高く、急遽一等地に展示される運びになったようです。日本
人としては嬉しい限りですね♪

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今回、個人旅行で日本から駆け付けてくれた強者もいましたが、戦車専門誌「PANZER」
企画による団体ツアーに参加された方もいらしていました。

もちろん「九五式軽戦車」修復&里帰り計画にご支援頂いた方々も参加されていました
ので、同行のT編集長の依頼を待つまでもなくレクチャーと質疑応答を実施しました。

英国で実車を前にしての質疑応答は本当に贅沢な時間だな~と思いました♪


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みんな大好きドイツ軍戦車と並んでも、工業製品としての輝きを放つ「九五式軽戦車」

1935年にこの戦車を制式化したことに驚くと共に、終戦まで第一戦に置かれた状況を
真剣に考え、今に活かせているのか?そんな議論が普通に出来る欧州の人達との会
話を通じて、我々日本人の安全保障に関する幼稚性を強く感じました。

現代社会の様々な問題・・・原発や再生エネルギー、社会保障や税制のありかた等々、
安全保障と防衛費の問題同様に、客観的な数値や歴史的事実に基づいて、感情的に
ならずに分析して答えを導き出すことの大切さを実感しました。

共感性がたかく、思いやりの深い素晴らしい日本人。

その反面、感情や情緒に流れて「可哀そう」「怖い」といった表現に流されやすいのが問題
でもあります。

緊急時には「可哀そう」にも優先順位を付けなくてはなりませんし、「怖い」にも立ち向かう
ことが求められます!



社長の頭の中のグルグル思考はひとまず置いて・・・

あっ、Youtubeでよく見る偉い人が来ました!

「ボービントン戦車博物館」デビット・ウィリーさんです!!名刺を頂くと主任学芸員となって
いますが、館長さんで良いのでしょうか?英語の役職名は翻訳が難しいですね・・・

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右がデビット・ウィリー館長、左は売り主のバーナムさん。
バーナムさんは英国ではかなりの影響力のある方らしく、われわれに用意して下さった魔
法の入場パスはなんと「博物館スタッフと同等の権限を持つ」と分類されているのです。

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今回の「九五式軽戦車」修復計画の歴史的な意義について熱く語り、そのお披露目がボー
ビントンで行われたことに感激してくれていました。またスペースに限りがあるので、あまり
長期間のお約束は出来ないが出来るだけ保管できるように検討しますとの事。

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公式祝賀行事に参加されるバーナム夫妻はおめかししてご来場。いかにも英国っぽいです。

しかし、バーナムさんの影響力が大きいからこそ、我々はバーナムさんがお元気なうちに可
能な限り速やかに里帰りの実現をしなくてはと思ったのも事実です。

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欧州に熱波が来ていたそうでして、北海道と変わらない緯度の英国も快晴の上に紫外線が
キツかったですが、ごらんのように大盛況の最終日に、我らが「ハ号」は単独走行のお披露
目の栄に浴しました!

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昭和初期、第二次世界大戦前に戦車を国産できた国は数えるほどしかありません。

もちろんアジアでは我が国のみです。

歴史に「もしも」が禁句であるのと同様に、現代の視点て過去を裁くのも益の無い行為です。
当時の我が国の技術水準、設計から製造、運用までを肌で感じることが出来る生き証人が
今回の計画を通じて日本への里帰りの道筋が付きました。

感情に惑わされることなく、黙して語らない工業製品としての「戦車」

実は「感情」や「情緒」に惑わされることない、雄弁な歴史の証言者なのかもしれません!

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2日目のお披露目走行も無事に終了して、拍手に送られてアリーナを後にします。

・・・3日間の「タンクフェスト2019」が終わり、向かった先は「ボービントン戦車博物館」の
ワークショップ(戦車修理工場)の一角です。

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ここに来年の「タンクフェスト2020」への参加を条件に、無償で保管して頂ける運びとなり
ました♪クラシック戦車のプロの手により保管されるので本当に一安心です。

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ここは一般には公開されていないエリアです。バックヤードツアー等で運よく目にすることが
出来る方もいらっしゃるとは思いますが、ふらりと訪れても見学は出来ませんので注意が必
要です。

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保管中のハ号戦車の管理と、不足部分の整備はオリバーさんが責任を持ってくださいます。
もちろん、盗難・火災保険にも加入しますのでご安心ください。

一日でも早く里帰りを実現したいところですが、空調完備の受け入れ施設が確保されるまで
は英国に留め置くのが上策と思い定めて、一刻も早い防衛技術博物館の設立に向けて頑
張ろうと心に決めた英国旅行となりました!
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