いよいよ明日納車です♪
いよいよ丸2年お待たせとなってしまった「リファービッシュ・シュビムワーゲン」が納車
の運びとなりました。
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明日の持ち物その1、ヘインズ社VWビートルのメンテマニュアル、その2、トミー毛塚さん
のVWハンドブック、その3、当時モノ復刻版VW TYP166の部品図とメンテマニュアル。
これくらいあれば、ちょっと気の利いた町工場で、ベテランメカニックが居る会社ならシュビ
ムワーゲンの修理に問題はありません。
最近は三菱ジープの部品供給はかなり心もとない状態で、本家ウィリスMBの方が米国
製リプロパーツが簡単に入手できる状態であり、以前はMB・GPWの修理に三菱部品を
流用していたのが逆転している現象まで起きております。

その意味で12V化されているなら、キューベルもシュビムもFLAT4さんのお陰で部品供
給に困らないという利点があります。現在では、消耗品レベルではウィリスMBジープより
キューベルワーゲン実車の方が安く付く感がありますね(; ・`д・´)

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さてさて、車検が終わっても中々乗ることが出来ないシュタイヤー1500Aです。
こちらのステリング機構の調整が、東欧の車で構造が西側の一般的なそれと違うこともあ
り、ポルシェ博士の凝り凝り設計と相まってキャンバー角調整に手間取っております。
フロントトーションバーのテンションションを組み変えてみても、ダブルウィッシュボーンに近
いフロントサス形状では、キャッバー角は変わりませんでした。

どこかに調整部があるはずだと、弊社メカニックが目を丸くして探してみても判りません!

そんな時には当時のメカニックに構造を説明するために作られた、セル画部品帳を眺めて
みましょうと、Fメカが頑張りました!ありました!

・・・・どこに?
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ココです!
防塵カバーに隠れていて、外からは見えないドライブシャフトチューブが分割され、ネジ山
が切られていることが図面から判ります。

これをクリクリと回せば、伸びたり縮んだりして、キャンバー角が変化するでは!!

さっそく試したいのは山々ですが、イベントが重なり、大型リフトも順番待ちですので11月
中にはなんとか結果を号報告できると良いのですが・・・

そんな理由で、こちらの結果はもう少々お待ちくださいという感じですね。
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201711271423
2017年ロシアの旅その5@びっくり編
パトリオット・パークの一番奥のブースにしれ~と展示されていたいすゞ九七式自動貨車
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面構えに見覚えがあると思ったら、昨年ご紹介されたのに当方のスピード感が足りずに
買い逃した個体でした(; ・`д・´)

当時は競合は英国人とのことでしたが、おそらくレン氏と自分の共通の知人でありまし
て・・・数奇な運命でモスクワでご対面となりました。
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オーナーが目の前にいるので、警備員も問題ないよということで細部探検!!
エンジンはオリジナルですし、売り渡されるまで現役で走っていたこともあり生きている
匂いを感じます♪
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内装も当時を彷彿とさせる木製ベンチが泣かせます。
メーターパネルはくろがね四起後期型や、朝霞の輸送学校の100式軌陸車と同じですね。
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天井やドアの造作が泣かせますが、レン氏はこの個体以外にも数台分のフレームを所有
しているとのことで、オリジナルキャビンやエンジンが入手できたので複製を造ると意気込
んでおり、渡るべくして、持つべき人のところに渡ったのだと感じました。

近いうちに往時の姿を取り戻し、元気に走るようになることでしょう。
修復の資料提供などご協力できる部分で頑張って、お礼に複製車両を一台でも里帰りさ
せたいですね!←妄想ではなく、約束して来ました(笑)

頑張りましょう!
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201711071011
2017年ロシアの旅その4@パトリオット・パーク
今回の旅の最大の収穫でもある、バックヤードツアー・・・
しかし、そのために常に裏門からの入場となりどうにもこうにも全貌が判らないという
オチが( ゚Д゚)
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レン氏のコレクションが収蔵されている建物から屋外展示場を抜けてメンホールに向か
いましたが、航空機展示場を横目に見ながらの移動となりベンチの可愛らしさに思わず
一枚📷
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MIG19からスホーイ27まで、凡そ戦後のロシアがずらりと並んでおりますが、展示場の
端までは500メートルはあろうかと目測され、帰りに余力があったら見たいなあ~と思
いつつ通過・・・もちろん、帰りに立ち寄ることはありませんでした(笑)

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皆様お待ちかねのメイン館にドイツ軍車両はバッチリ展示されております。
このような大ホール12個から構成されるメイン館は、中央にエントランスホール、その
右方向に4館の戦車展示、1940年~41年、1942年~43年、1944年以降の独ソ
戦車、戦争遺産展示(日本戦車含む)がガルパンおじさんの見どころ。
メイン館左側の7つのホールは通信、各種シュミレーター、ロケット&人工衛星など宇
宙関連です。

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クルスク戦車戦の展示はタイガー戦車とKV85が睨みあいます!
ベンチに腰掛けて「ヨーロッパの解放第一部」を見ているおばちゃんは職員さんでした。

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虎一族と、88ミリ搭載ということでナスホルンもズラリとお出迎えです。
クビンカ展示の時よりも、車両の展示間隔が広くなり規制線もないので写真撮影には本当
にありがたいですね♪

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最近のスマホやデジカメの性能が良くなったこともありますが、明り取りの窓が側面壁側
から無くなっているのが撮影には本当に嬉しいですね。
どのような理由からは判りませんが、多くの車両に今様のヘッドライトが無理やり寄り付け
てあるのが格好悪いですが、塗装はクビンカ時代に比べてかなり改善されています♪

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数か所に撮影スポットと看板があり、このように中が見えるようになってます・・・
もしかして乗り込んでも良かったのかな?

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今回見学に便宜を図って下さったパトリオット・パーク(クビンカ含む)の館長、ニコライ・
エルモリン上級大将と記念撮影(*‘∀‘)
とても気さくな方ですが、パトリオット・パークホームページで閲覧できるオープンセレモ
ニー動画ではばっちり制服姿でプーチン大統領と一緒に写ってました( ゚Д゚)

日本人は軍事アレルギーが酷すぎて、軍人さんは怖い人という思い込みがあるようで
が、我が国の自衛隊を含め一般に先進国の軍人さんは上位になればなるほど哲学者
というか、優れた教育者というような人間的に尊敬できる方が多いと感じます。

ニコライ上級大将にパークの完成時期を尋ねると、笑いながら永遠に完成しないと思う
よ!常に良くなるように改良して拡張する予定だからと回答いただきました。
このパークには一般的な軍事博物館以外に、体験型の施設、アスレチックや射撃、体
験搭乗(操縦?)、パルチザン村で当時の生活体験という教育施設をはじめ、軍事産業
メーカーの展示館と商談ホールがあり、中には一般人立ち入り禁止の最新秘密兵器の
展示場もオープンしており、各国から購入団が訪れるのだとか!?

これも日本人の感覚とズレ過ぎており、ビックリを通り越して、恐ロシアという感じです。

次回以降は数回に渡り、ロシア旅行こぼれ話をお伝えしたいと思います。

つづく
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201711041027
2017年ロシアの旅その3@クビンカ戦車博物館
ロシアと言えばのクビンカ戦車博物館('◇')ゞ
その入り口の目印であるスターリンⅢ型重戦車は健在でありました♪
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何となく人気の少ないクビンカ戦車博物館に到着し、今回は思いっきりバックヤードから
裏口入門したのであります( ゚Д゚)
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何となくではなく、場内の人気は間違いなく少なく、ドイツ戦車館に至っては、展示物も
ご覧の通り歯抜け状態であります。
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手前の三号突撃砲10.5cmがどけば、カール自走臼砲は真横から撮影可能ですね♪
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マウス重戦車とカール自走臼砲は、よくよく観察すると建屋を壊さないと搬出不可能です。
クビンカ戦車博物館の展示車両の内、戦後のソ連戦車を除き順次新設のパトリオット・パ
ーク(愛国者公園)に移動中とのこと。
マウスやカールはその最後の段階で移動が計画されているそうで、すでに専用に輸送用
貨車の準備も出来ているとのこと。
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日本陸軍戦車については、この二両のみを残して全て移送完了しておりました。
ご覧の通り塗装なども以前よりしっかりと手を入れてありました。

米英戦車館は未だほぼ手つかずの状態でしたが、既に往時のクビンカ戦車博物館の
威容は失われておりました。


そんなクビンカ戦車博物館は、現在は新設のパトリオット・パークの一部門という位置付
けであり、グーグルマップの航空写真で確認すれば軍用道路と軍用鉄道でつながって
おり、その距離も3kmほどです。

そんな訳で、すぐお隣のパトリオット・パーク内にある特設展示場にレン氏のコレクション
を訪ねました。
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お馴染みの「くろがね四起」と「陸王サイドカー」から始まり、20台程の個人コレクション
が第二次大戦自動車展と称して展示中でした。
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たまたま来訪されたレン氏の友人たちと記念撮影♪
後ほどモスクワ市内の川から引き揚げられたT34戦車の展示場にて放送されてるVTRに
彼らが登場しておりビックリ!!
聴けばロシアでは有名な川や沼から車両を引き揚げる人なのだとか!?
何やら親近感が湧きますが、こちらの浜名湖は未だ姿すら拝んでおりませんので、悔しい
やら、悲しいやら・・・

やっぱり軍事学、軍事史学では欧米には10年どころか50年遅れを取っていると痛感する
のでした・・・

次回はパトリオット・パークの全貌に迫ります!

つづく


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201711031332
2017年ロシアの旅その2@モスクワ
レン氏と一年ぶりの再会に盛り上がり、喫茶コーナーでのマシンガントークに通訳の小松
氏はタジタジのクタクタ・・・レン氏も自分も良くしゃべるのです(笑)
本日は公証人役場に出掛けるために、ここでレン氏とは一旦お別れとなり、今後の案内は
美人学芸員のバルバラ女史がして頂けるとのこと♪
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ZIL防弾リムジンはスターリンの愛車、ドアだけで250kgもあるとのことです。
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19世紀の馬車から20世紀初頭の自動車黎明期にアメリカから欧州に渡った自動車まで展
示物は多岐に渡ります。
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バルバラ女史は全ての展示物に精通していて、シュビムやキューベル、ケッテンクラートな
どのフレーム番号を見たいと言えば、警備員に静止を無視してチェーンの中に招きいれて
くれます♪
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ツンダップKS750サイドカーだけ、ずらりと並ぶ展示は圧巻。
この博物館はバイクだけで200台あると聞きましたが、同型車が何台も見比べらる機種が
多く、それはそれで勉強になるので一つの見識だと思いました('◇')ゞ

・・・ここで意を決して、外の戦車修理工場を見たいとお願いすると、あっさりOKがでました!
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妙にドキドキしながら工場に入ると、三号指揮戦車が修復中です!
ロシアの国内法の絡みで、エンジンやミッションなどの走行装置は入っていない、いわゆる
ドンガラ状態なのだそうですが、第二次大戦中の戦車は文化財扱いであり全てロシア文化
省に登録されており、国外持ち出はNGとのことです。
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車体も砲塔も戦闘により破損が大きく、各部を溶接して修繕し、欠損部品は新造していると
のこと。
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そのための加工機器が工場内にビッシリ並んでおり、壮観でした・・・羨ましいです!
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工場の隅には完全に新造されたと思われる三号戦車の誘導輪が立て掛けられており・・・
って、立て掛けてあるのは我らが九五式軽戦車ハ号の砲塔ではありませんか!!!!
ハアハアしながら、これも直してるんですか!?
と質問すると、やはり日本人はこれに反応するね!と言って裏口を開けてくれたその先に、
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修復が半ば終わった九五式軽戦車の車体が鎮座しておりました。
車体は大破したモノを溶接で丁寧につなぎ合わせてあり、思わず手を合わせて亡くなられ
たであろう乗員のご冥福をお祈りしました。

すると、整備班長のアンドレイさんが「我々は敵味方、あるいは時代に関係なく、すべての
戦車に愛情と敬意をもって修復に当たっていますので、敵地にあることを恨まないで下さい」
との返事。

複雑な心境ではありますが、価値を判ってくれる人たちの手で、再び往時の姿を取り戻しつ
つあることに、素直に感謝の意を表して博物館を後にしました。

つづく
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